4月の誕生日石カレンダー
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4月の誕生石
4月の誕生石はダイヤモンド・モルガナイトです。
見た目も雰囲気も異なる二つですが、それぞれどんな特徴があるのでしょうか。
少しずつご紹介しましょう。
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ダイヤモンド
ダイヤモンドといえば、宝石界の頂点に立つ王者ともいえるような宝石ではないかと思います。
その美しさだけでなく、モース硬度 10 という最高硬度をもち、耐久性もあります。
4C(カラー、カット、クラリティ、カラット)と呼ばれる、国際的な価値基準が定められているのも他の宝石と異なるところ。
高価な宝石であるダイヤモンドですが、近年は技術躍進により、天然ダイヤモンドとほぼ同じ性質をもつ合成ダイヤモンドが手軽に入手できるようにもなりました。
デビアス社も合成ダイヤモンドの開発に力を入れるようになったことから、更に市場が広がり、選択肢も増えたように思います。
カラーレスのものが代表的ですが、ファンシーカラーダイヤモンドと呼ばれる、色が付いているものもあります。
天然未処理のものは希少なため高額なことも多いですが、人工処理で色を変えたものや合成ダイヤモンドであれば、比較的手が出しやすい値段のものもあります。
気軽に楽しめるカラーダイヤモンドとしてコレクションに加えてみるのも良いかもしれませんね。
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モルガナイト
モルガナイトは、アクアマリンやエメラルドと同じベリルの一種で、ピンクを呈するベリルを指します。
淡いピンク~オレンジ掛かったピンクまで色幅があります。
名前の由来は、ティファニー社の提案により、モルガン財閥の創始者で宝石コレクターとしても知られた、ジョン・ピアポント・モルガン氏に敬意を表して名付けられたといわれています。
モース硬度7.5~8と高めで、日常的なジュエリーとしても楽しめます。
比較的大きめの結晶が採れやすいため、大粒のモルガナイトがあしらわれたジュエリーなどを探すことも可能だと思います。
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では次に1日ごとの誕生日石をご紹介していきましょう!
4月 1日の誕生日石 レピドライト
4月1日の誕生日石はレピドライトです。
レピドライトは赤紫色をした石が一般的です。
キラキラときらめき、薄く剥がれる鱗片状の結晶が特徴的な石で、マイカ(雲母:うんも)の仲間です。
リチウムが含まれており、リチウムの含有量によって色が変わると考えられています。
モース硬度は2.5~4と低めで、ジュエリーなどにはあまり向かない宝石です。
4月 2日の誕生日石 トルコ石
4月2日の誕生日石はトルコ石です。
ターコイズとも呼ばれますね。
トルコ石は主に中東や、アメリカンインディアン達の住む地域(アメリカ南西部)で古くから採掘され、神に捧げる石として神聖視されてきたブルーで不透明の美しい宝石です。
スリーピングビューティーと呼ばれる、深いブルーで色ムラのないものが最高品質とされています。
トルコ石の特徴的な水色は、「銅」に起因し、「鉄」の含有量によって緑色が強くなると考えられています。
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4月 3日の誕生日石 ルチルクォーツ
4月3日の誕生日石はルチルクォーツです。
水晶(クォーツ)の中にルチルと呼ばれる、針状をした金色(または銀色、褐色)の鉱物を内包した宝石です。
黒い針状鉱物が含まれ、ブラックルチルクォーツと呼ばれているものがありますが、それはルチルではなく、黒いトルマリンであることが多いといわれています。
モース硬度は7と、宝石として十分な硬度をもちます。
中国では、金運UPの宝石としても愛用されているようです。
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4月 4日の誕生日石 クリソコラ
4月4日の誕生日石はクリソコラ(クリソコーラ)です。
クリソコラは、珪孔雀石(けいくじゃくせき)という和名をもつ、ケイ酸塩鉱物の一種です。
マラカイト(孔雀石)の炭酸塩がケイ酸塩に置き換わるとクリソコラになることから、珪酸塩の孔雀石、ということでその和名が付けられたといわれています。
とても美しいブルーが特徴的です。
しかしながらモース硬度も低く脆いため、ジュエリーにはあまり向かない宝石です。
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4月 5日の誕生日石 ホワイトサファイア
4月5日の誕生日石はホワイトサファイアです。
ホワイトサファイアといっても白い訳ではなく、カラーレス(無色透明)のサファイアのことを指します。
サファイアというとブルーのものが有名ですが、実は多くの色があり、ホワイトサファイアもその一つです。
鉱物としてはコランダムに属し、ルビーの仲間でもありますね。
モース硬度は9とダイヤモンドに次ぐ硬度があり、ジュエリーとしても安心して使えます。
お手入れもしやすく、扱いやすい宝石の一つといえますね。
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4月 6日の誕生日石 ブルーダイヤモンド
4月6日の誕生日石はブルーダイヤモンドです。
天然ダイヤモンドでは大変珍しく、非常に高額で取引されます。
しかし、近年照射処理によって美しいブルーダイヤモンドを作ることができるようになったことから、これらはトリートメントダイヤモンドと呼ばれ市場に多く出回るようになりました。
天然のブルーダイヤモンドには手が出なくても、トリートメントであれば比較的手頃な金額のものもありますので、手にしやすいと思います。
モース硬度は10。
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4月 7日の誕生日石 アズライト
4月7日の誕生日石はアズライトです。
ラピスラズリに似た青い鉱物で、ブルーマラカイトとも呼ばれています。
マラカイト(孔雀石)と成分的に似ており、一つの鉱物の中に両者が混ざっている場合もあります。それらは、アズロマラカイトと呼ばれます。
アズライトの方が稀少だといわれていますが、その理由の1つは、空気中にふくまれている水分を吸収し、マラカイトへと変化してしまうことも多いからだと考えられています。
モース硬度は4と低めで、ビーズや原石の形で販売されていることの方が多い印象です。
4月 8日の誕生日石 パパラチアサファイア
4月8日の誕生日石はパパラチアサファイアです。
コランダムという鉱物に属します。
ファンシーカラーサファイアの中で、ピンクとオレンジ色が混ざったような色をしたものがパパラチアサファイアと呼ばれています。
パパラチアとは、シンハラ語で蓮の花という意味だそうです。
非加熱天然のパパラチアサファイアは大変珍しく、通常加熱処理が行われています。
ルビーやサファイアと同じ鉱物ですので、モース硬度は9、ダイヤモンドに次いで高い硬度をもちます。
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4月 9日の誕生日石 桜石
4月9日の誕生日石は桜石です。
その名の示す通り、桜の姿が石に現れた、とても愛らしく不思議な石。
その姿はまるで”桜の化石”の様です。
桜石は、アイオライト(和名:菫青石)が風化したもので、雲母(うんも)と緑泥石が混じり合ってできたものだと考えられています。
主な産地として有名なのは、京都府亀岡市や栃木県ですが、1922年に国の天然記念物に指定され、現在では採掘禁止となっています。
桜の国、日本で産出されるというのも何だか尊く、神秘を感じてしまいますね。
4月 10日の誕生日石 ホワイトジルコン
4月10日の誕生日石はホワイトジルコンです。
ホワイトといっても白ではなく、カラーレス(無色透明)のジルコンです。
キュービックジルコニア(CZ)と混同されやすいですが、全くの別物。
世界最古の鉱物といわれています。
ダイヤモンドに似たギラギラとした虹色の煌めきを見せることからコレクター人気も高い宝石ですね。
モース硬度は6.5~7.5と少し低く、ジュエリーとしては少し注意が必要です。
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4月 11日の誕生日石 オニキス(黒と白)
4月11日の誕生日石はオニキス(黒と白)です。
オニキスはクオーツの仲間である、カルセドニーの一種です。
モース硬度は7ですので、ジュエリーにも適していると思います。
本来オニキスは、画像の様に黒地に白い線が入った石のことを指しますが、現在一般的にオニキスと呼ばれているものは真っ黒なものが多いです。
厳密にいうとこれらはブラックカルセドニーという別の石になるのですが、混同しすぎてしまった結果、どちらもオニキスでOKというのが現在の宝石業界の通説のようです。
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4月 12日の誕生日石 ピンクフローライト
4月12日の誕生日石はピンクフローライトです。
和名は蛍石。加熱すると発光する性質からその名が付いたといわれています。
幻想的な薄ピンクのチャーミングな石ですよね。
しかし他の色のフローライトに比べて、ピンクフローライトは稀少で、あまり多くは見かけない気がします。
モース硬度は4と低い上、衝撃にも弱いので、ジュエリーとしてより観賞用として楽しむことが多い宝石です。
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4月 13日の誕生日石 バイオレットパール
4月13日の誕生日石はバイオレットパールです。
その名の示すとおり、青紫色やすみれ色をした真珠です。
バイオレットパールには、天然色と染色されたものがあります。
天然色のバイオレットパールはとても稀少で高価です。
モース硬度は2.5~4.5と低いため傷がつきやすく、また酸やアルカリに弱いことから、汗や汚れが付着した際にはすぐに拭き取るなど、取り扱いに注意が必要です。
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4月 14日の誕生日石 ホワイトトパーズ
4月14日の誕生日石はホワイトトパーズです。
カラーレスのトパーズのことです。
トパーズは比較的大きな結晶が採れやすいことから、大きなルースも入手しやすい宝石です。
モース硬度は8と高く、ルビー・サファイアに次ぐ硬度をもつため、ジュエリー初心者の方にも比較的あつかいやすい宝石の一つではないかと思います。
珍しいカットのものや比較的手頃な価格で手に入るものもあるため、色々集めても楽しいのではないでしょうか。
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4月 15日の誕生日石 真珠
4月15日の誕生日石は真珠です。
真珠は白く清楚なイメージをもち、人気の宝石の一つです。
冠婚葬祭、どんなシーンでも身につけられるため、大人になったら一つは持っておきたいジュエリーともいえますよね。
モース硬度は2.5~4.5と低めのため、キズが付かないように気をつける必要があります。
また、真珠は有機物のため酸やアルカリに弱い性質をもちます。
汗や汚れが付着した際にはすぐに拭き取るなど注意してあげてくださいね。
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4月 16日の誕生日石 ヒデナイト
4月16日の誕生日石はヒデナイトです。
リシア輝石(スポジュメン)という鉱物の中の、黄緑色から緑色のものがヒデナイトに当たります。
同じ鉱物にクンツァイトがありますね。
見る角度を変えると異なる色に見える多色性をもちます。
ヒデナイトは稀少な宝石で、大きな結晶が採れることが少ない上に、劈開(へきかい)と呼ばれる特定方向からの衝撃に弱い性質をもつからか、ルースやジュエリーとして市場に出回ることが少ない印象です。
4月 17日の誕生日石 グリーンスピネル
4月17日の誕生日石はグリーンスピネルです。
スピネルは透明度が高く、色幅の豊富な宝石です。
その中で緑色系のものがグリーンスピネル。
グリーンスピネルは、スピネルの中では比較的珍しくレアな色のため、市場で見かけることは多くないと思います。
合成スピネルは多く出回っていますので、明る目のグリーンのものなどは特に注意した方が良いかもしれませんね。
モース硬度は8と、高めの硬度をもち、ジュエリーにも向いている宝石です。
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4月 18日の誕生日石 ラピスラズリ
4月18日の誕生日石はラピスラズリです。
不透明な美しい青色の宝石です。
中に金色の粒のようなものが入っているものも多いのですが、それはパイライトと呼ばれる別の鉱物。
パイライトがバランス良く入っていると価値高く扱われることが多いといわれています。
モース硬度は5~5.5と低めで、更に酸やアルカリ、熱や衝撃にも弱いため、取り扱いには十分な注意が必要です。
染色されているラピスラズリもありますので、クリーニングは宝石・ジュエリーの専門店に依頼する方が良いでしょう。
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4月 19日の誕生日石 ブラッドストーン
4月19日の誕生日石はブラッドストーンです。
ブラッドストーンは、濃い緑色の中に、その名が示す様な、血の様な赤い点々のある宝石です。
クオーツと同じ石英の仲間で、ジャスパーの一種です。
古くから神聖な石として各地で崇められてきた宝石でもあり、色んな言い伝えをもっています。
モース硬度は7とジュエリーにも向いており、比較的扱いやすい宝石の一つです。
4月 20日の誕生日石 翡翠(硬玉)
4月20日の誕生日石は翡翠(ヒスイ:硬玉)です。
翡翠の代名詞ともいわれる、美しい緑色から、ラベンダー、オレンジ、赤、黄、黒、白と幅広いカラーレンジをもちます。
うるおいのある艶やかな表面が特徴的で、それが翡翠の魅力でもある気がします。
モース硬度は6.5~7と低めですが、靭性が高いため、衝撃には強く壊れにくいとされる宝石です。
古くから翡翠を親しんできた中国ではその昔、「第1夫人に翡翠を、第2夫人にダイヤモンドを」贈っていたのだとか。
日本で採れることでも有名ですね。
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4月 21日の誕生日石 アンダリュサイト
4月21日の誕生日石はアンダリュサイトです。
アンダルサイトとも呼ばれています。
アンダリュサイトの代表的な色は、透明度のある茶色、緑褐色などです。
特徴的なのは多色性をもつことで、これは光の入る角度・見る角度によって違った色や色の濃淡が見える性質を指し、アンダリュサイトは特に多色性が強い宝石として有名です。
宝石品質と呼ばれるような高品質のものは稀少です。
モース硬度は7.5と比較的高めですが衝撃や熱に弱いため、取り扱いには注意が必要です。
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4月 22日の誕生日石 サードオニキス
4月22日の誕生日石はサードオニキスです。
サードオニキスは、瑪瑙(めのう)の一種で、特徴的な暗い赤・オレンジ・白のしましま模様をもつ美しい宝石です。
古くからカメオやインタリオなどの素材として多く用いられ、古代ローマなどでも珍重されていたといわれています。
モース硬度は7とジュエリーとしても扱いやすい宝石です。
比較的手に入れやすい価格で販売されていることも多いため、気軽に楽しめる宝石の一つといえるのではないでしょうか。
4月 23日の誕生日石 砂漠のバラ
4月23日の誕生日石は砂漠のバラです。
砂漠のバラは、薄茶色、グレー、薄ピンクなどでバラ(薔薇)の様な結晶の形をしており、まさに砂漠に咲くバラのような見た目をしています。
鉱物としては、ジプサム(石膏)の一種で、結晶の集合体がバラの花弁状の形になっているものを指します。
カットされたり、加工されることは殆どなくそのままの状態で売られていることが多い印象です。
ミネラルショーなどでも良く見かけますね。
4月 24日の誕生日石 クンツァイト
4月24日の誕生日石はクンツァイトです。
クンツァイトは、スポジュメンという鉱物の中の紫がかったピンクやピンク色をしたものを指します。
多色性をもつため、角度を変えると異なる色に見えるのも特徴の一つですね。
モース硬度は6.5~7と宝石として十分な硬度をもつものの、特定方向からの衝撃に弱い劈開(へきかい)と呼ばれる性質をもつため、取り扱いには注意が必要です。
また、熱や光に長時間さらされると退色してしまう恐れがありますので、保管する際は直射日光が当たらない場所で他の宝石とぶつからないように個別に入れておくことをおススメします。
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4月 25日の誕生日石 ツァボライト
4月25日の誕生日石はツァボライトです。
ツァボライトは、透明度のある緑色が特徴的なガーネットです。
稀少で、人気も高いことからガーネットの中では高価に扱われることが多い宝石です。
筆者はかつて宝石展で、エメラルドを凌ぐ非常に高価な大粒のツァボライトを見た事があります。
エメラルドと発色要因が同じことから色も似ているものが多い印象です。
モース硬度は7~7.5と、比較的高めの硬度をもち、ジュエリーに向いている宝石といえます。
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4月 26日の誕生日石 アメジスト
4月26日の誕生日石はアメジスト(アメシスト)です。
水晶の中でも、紫色のものをアメジストと呼びます。
透明度が高く美しいながらも、入手しやすく馴染みの深い宝石ではないでしょうか。
モース硬度は7、ジュエリーに向いている宝石です。
比較的扱いやすい宝石といえますが、長時間直射日光に当てると退色してしまうこともあるといわれますので、日光が当たりやすい場所に置きっぱなしにしないよう注意して下さいね。
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4月 27日の誕生日石 カーネリアン
4月27日の誕生日石はカーネリアンです。
和名は「紅玉髄(べにぎょくずい)」で、クオーツの仲間である、カルセドニーの一種です。
カーネリアンは半透明色のオレンジ、赤色をしている宝石で、比較的入手しやすく、価格もお手頃なことが多い気がします。
古くから人工的に着色されることも多かった宝石です。
クオーツの仲間ですから、モース硬度も高くジュエリーにも向いており、お手入れなどもしやすい宝石です。
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4月 28日の誕生日石 ネフライト
4月28日の誕生日石はネフライトです。
翡翠が硬玉と呼ばれるのに対して、軟玉と呼ばれています。
翡翠とは異なる鉱物ですが、見た目が似ていることと、同じ鉱物として扱われていた時代もあるため混同されやすいです。
翡翠と比べると、価値低く扱われることが多いですが、「羊脂玉」(マトンファットジェード)と呼ばれる白いネフライトは価値高く扱われ、中には翡翠より高価なものもあるそうです。
モース硬度は6.5ですが、靭性が高く衝撃に強いことから比較的取り扱いやすい宝石です。
ネフライトも翡翠同様、日本で産出されることもありますね。
4月 29日の誕生日石 アベンチュリンクォーツ
4月29日の誕生日石はアベンチュリンクォーツです。
代表的な色は半透明な緑色です。
特徴的なのは、濃い緑色のインクルージョン(内包物)があることです。
かつてイタリアのガラス工房でキラキラ輝くガラスが偶然的に生まれ、アベンチュリンガラスと名付けられたといいます。
アベンチュリンクォーツはインクルージョンがアベンチュリンガラスに似たキラキラとした輝きをもつため、こう名付けられたといわれています。
モース硬度は7とジュエリーにも向いている宝石です。
▼アベンチュリンクォーツについてもっと詳しく知りたい方はコチラ
4月 30日の誕生日石 シリマナイトキャッツアイ
4月30日の誕生日石はシリマナイトキャッツアイです。
シリマナイトキャッツアイは、キャッツアイ(猫目)効果の現れる宝石で、光を当てると、猫の目のように一筋の光があらわれることが特徴的です。
シリマナイトの代表的な色は白、カラーレス、グリーン、褐色などです。
シリマナイトは、ファイブロライトと呼ばれることもあります。
モース硬度は6.5~7.5ですが、特定方向からの衝撃に弱い劈開(へきかい)という性質をもつため、ジュエリーなどにする場合は注意が必要です。
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カラッツ編集部 監修
※この記事は、斉藤貴子著「366日誕生石の本」(出版:日本ヴォーグ社)および登石 麻恭子・須田 布由香共著「366日の誕生日パワーストーン事典」(出版:河出書房新社)の情報を元に選定した内容にて作成しております。