どことなくゴージャスな印象があるイエローやゴールドに輝く宝石たち。持っていると何だかハッピーな気分になれそうな気さえします。
イエロー系の宝石にも人気なものが多いですよね!
イエローやゴールドの宝石を身に着けている方は、おしゃれでちょっと個性的な印象を受けるのは私だけでしょうか。
夏の太陽にも負けない、キラキラで美しいイエローやゴールドに煌めく宝石たちの世界をご紹介しましょう。
目次
イエロー・ゴールド系の宝石について
何だか縁起が良さそうなイエローやゴールド系の宝石ですが、どのような種類があるのか気になります。
イエローやゴールドの宝石は色の幅がけっこう広くて様々な表情があります。
キラッキラに輝くイエローやゴールドの宝石を身に着けると、明るく元気な気分になる事でしょう。
私は現在、イエローやゴールド系のリングはクリソベリルキャッツアイ位しか持っていないのですが、今回調べてみたら欲しい宝石が増えてしまいました~。
どれも素敵で選べません!
では早速いってみましょう!
1.イエローダイヤモンド
まずご紹介するのが、イエローダイヤモンドです。
ダイヤモンドは、永遠に輝く宝石の王様ですよね!
無色透明のものが有名なダイヤモンドですが、実はカラーバリエーションが多いことでも知られています。
うっすら黄みがかったくらいのダイヤモンドは評価が落ちてしまうのですが、ファンシーカラーダイヤモンドといわれるくらいに、はっきりと発色しているものには高い価値が付けられるのです。
ファンシーカラーダイヤモンドは色によっては希少性が高く、目もくらむような高値で取引されているものもあります。
イエローダイヤモンドもカナリーイエローと呼ばれるビビットな発色をするものは人気も価値も高いですよね。ティファニー社が力を入れていることでも有名です。
ダイヤモンド特有の硬質な鋭い輝きを感じるイエローダイヤモンドは、やはりイエロー・ゴールド系宝石の頂点に君臨しているのではないでしょうか。
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イエローダイヤモンドについて、もっと詳しく知りたい方は下記記事もご参照ください。
2.イエローサファイア
イエローサファイアもまた、魅力的ですよね。
サファイアはコランダムという鉱物です。赤いコランダムはルビーで、赤以外は全てサファイアと呼ばれます。
一般的に「サファイア」と呼ばれるものはブルーサファイアのことを指しますが、実は色んな色があるのですね。
正直、昔は、私もサファイアといえばブルーしか知りませんでした。
イエローサファイアをはじめ、様々な色のサファイアを初めて見た時は、本当に驚いたものです。
黄色といっても様々な色調があって、それぞれ表情が違うんですよね。
ダイヤモンドに次いで硬度が高いサファイアは靭性や安定性も高いので、普段使いのアクセサリーにしても安心ですね。
ブルーよりはお値打ちに手に入るものも多いので、イエロー好きな人にはオススメの宝石でもあります☆
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イエローサファイアについて、もっと詳しく知りたい方は下記記事もご参照ください。
3.トパーズ
トパーズは、和名が黄玉(おうぎょく)であるように、真っ先にイエローやゴールドの輝きが頭に浮かぶ宝石の一つではないでしょうか。
ブルーやピンク、透明のトパーズなども素敵ですが、イエローやゴールドのトパーズが好きという方も多いのではないでしょうか。
実は私もその一人です。私にとってトパーズとは透明感のあるレモン色なのです。
詩人であり彫刻家でもあった高村光太郎さんによる詩集「智恵子抄」の中の「レモン哀歌」に「トパアズ色の香気が立つ」という有名な一節があるのですが、その影響を強く受けているようですね。
それからインペリアルトパーズの、シェリー酒のような赤みがかったゴールドの煌めきもまた、格別ではないでしょうか。
トパーズは奥深いなぁ、と思います。
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トパーズについて、もっと詳しく知りたい方は下記記事もご参考ください。
4.カナリートルマリン
実に様々な色があることでも有名なトルマリンには、勿論イエローも存在しています。
多様な色相がある中にひときわ鮮やかに輝くイエローのトルマリンがあるのですが、それはカナリートルマリン(カナリーイエロートルマリン)と呼ばれていることはご存知でしょうか。
カナリーイエローとは、カナリアという小鳥の色に似た、少し緑がかった明るい黄色のこと。
ティファニー社がカナリーイエローダイヤモンドを世に売り出してから、同じ発色の宝石がメジャーになり人気に火がついたように思います。
トルマリンで、カナリーイエローに発色するものは、珍しいのですよ。
アフリカのザンビア共和国で、1983年に発見されたとか。わりと最近ですね~。
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カナリートルマリンについて、もっと詳しく知りたい方は下記記事もご参考ください。
5.シトリン
シトリンは、和名が黄水晶。こちらもイエロー系の宝石の代表のような宝石ではないでしょうか。
名前の由来は諸説ありますが、フランス語でレモンを表す「シトロン」から名付けた、という説が私は一番好きです。
実は、天然でイエローに輝いているシトリンはとても珍しく、現在流通している殆どのものは、アメジストを加熱処理したものだといわれています。
加熱処理がしてあるとはいえ、天然の宝石であることは間違いありませんよ~。
アメジストとシトリンは同じ鉱物で、生成過程の温度によって色が紫か黄色に分かれると考えられています。
私の宝石コレクションの中には、シトリンの黄色とアメジストの紫がひとつになったアメトリンもあるのですが、それを眺めていると、色が違うとはいえ同じ宝石なんだなーと実感させられますよ。
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シトリンについて、もっと詳しく知りたい方は下記記事もご参考ください。
6.ヘリオドール、イエローベリル、ゴールデンベリル
ベリルは、色によって宝石名が変わる鉱物です。
ブルーのベリルはアクアマリン、グリーンはエメラルド、ピンクのモルガナイト、透明のゴーシェナイト。
赤はレッドベリル、そして黄色はイエローベリルなど。
イエロー系のベリルの中で黄緑色のベリルには、ヘリオドールという名前がついているのですよ。
ギリシャ語で「太陽」を意味するヘリオスが名前の由来といわれています。
太陽のようにエネルギッシュな輝きをもつヘリオドールは、身に着けると元気になれそうですね。
黄褐色や黄金色に輝くベリルは、ゴールデンベリルと呼ばれています。
オレンジ色が少し入っていて、とてもリッチでゴージャスな色が特徴でしょう。
ゴールデンベリルを手に取って眺めると、胸の中まで暖かくなるような気がします。
ベリルは透明度が高くて発色も綺麗!様々な色のベリルを並べてコレクションしたくなってしまいますよね。
モース硬度は7.5。アクセサリーとして十分使うことができます。
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イエロー系ベリルについて、もっと詳しく知りたい方は下記記事もご参考ください。
7.スフェーン
スフェーンは、ダイヤモンドよりも高い屈折率と分散度(ディスパージョン)をもつ宝石です。
ダイヤモンドよりも強くギラギラとしたファイアを放ちます。
私はファイアを眺めるのが大好きなので、スフェーンが欲しくなりました!
スフェーンには、角度によって様々な色のキラキラが見える多色性もあるのですよ。
元の色が何なのかわからなくなるくらい、ギラッギラに輝くスフェーンもあるそうです。
ただ、モース硬度が5~5.5と低いので、普段使いのジュエリーにはあまり向かないとされる宝石です。
優しく大事に取り扱って、その美しさを堪能しましょう。
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スフェーンについて、もっと詳しく知りたい方は下記記事もご参考ください。
8.スファレライト
スファレライトをご存知でしょうか。
ダイヤモンドの4倍近い分散(ディスパージョン)があり、とてもゴージャスな輝きを放つレアストーンです。
結晶構造もダイヤモンドにそっくりで、等軸晶系で完璧な劈開(へきかい)をもっています。
濃い茶色から黒色が一般的なスファレライトですが、高品質なものはかなり珍しく、イエローやオレンジ、レッド、グリーンなどに発色したものが宝石品質とされています。
分散光の色も黄、茶、オレンジ、赤、緑など様々。
多いのはオレンジ系の印象ですが、イエロー系のスファレライトも素敵ですよ。前述したスフェーンと少し似た印象を受けます。
いつも持ち歩いて輝きを堪能したいところですが、スファレライトのモース硬度は3.5とかなり低いので、ジュエリーにはあまり向かないとされる宝石です。
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スファレライトについて、もっと詳しく知りたい方は下記記事もご参照ください。
9.クリソベリルキャッツアイ
クリソベリルは和名を金緑石(きんりょくせき)といい、淡い黄色からグリーン、濃いブラウンに発色する宝石です。
その中で、猫の目のように光るシャトヤンシー効果をもつものを、クリソベリルキャッツアイといいます。
キャッツアイ効果が分かりやすいようにどれもカボションカットを施されるため、色的にクリソベリルキャッツアイは本物の猫の目のようですよね。
私も、飼っていた猫の目の色にそっくりなハニーカラーのキャッツアイをスリランカで手に入れましたよ。
光を当てると石の中央にまっすぐで鋭い光線が走り、光源の位置が変わると光も動いて、猫ちゃんの目の動きを見ているような面白さもあります。
モース硬度は8.5なので、ジュエリーとして普段使いにしても大丈夫でしょう。
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クリソベリルキャッツアイについて、もっと詳しく知りたい方は下記記事もご参照ください。
10.琥珀
琥珀も、イエロー系宝石の代表格ですよね。
レッドやグリーンなどの琥珀もありますが、希少なため多くは加熱・加圧処理を施されたもの。
一般的に琥珀といえば、あたたかみのある黄色や黄褐色が多いです。
琥珀は樹液が地中などに埋もれて、気の遠くなるような年月を経て化石となったもの。
もともと樹液だったからなのか比重値が1.05と軽く、塩水に浮く宝石とも言われています。
化石となる途中で虫などが入り込んだものもあって、見ていると太古の昔にタイムスリップしたような気分になれるでしょう。
とても柔らかく傷つきやすいので、優しく取り扱って下さいね。
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琥珀(アンバー)について、もっと詳しく知りたい方は下記記事もご参照ください。
最後に
イエローやゴールドに輝く宝石をいくつかご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
メジャーなものからレアなものまでそれぞれ個性豊かで、どれも素敵でしたね。
ここではご紹介できませんでしたが、他にもイエローやゴールドカラーの宝石があるんですよ。
涼やかなイエロークォーツ、重厚な雰囲気のタイガーアイ、希少石のブラジリアナイトなどなど。
イエローやゴールドの宝石が私が思っていたよりも沢山あって驚きました。
イエローやゴールドと一口に言っても色幅もありますし、宝石によっても随分印象が異なり、色々集めて見比べてみるも楽しそうですね☆
いつかコレクションに加えて楽しみたいと思います!
カラッツ編集部 監修