東京で鉱物を買うならココ！おすすめのお店5選！

宝石よりも「原石」が好き。そんなあなたはきっと鉱物にも興味があるはず！

宮沢賢治も小学校時代から鉱物採集に熱中し、家族から「石っこ賢さん」と呼ばれていたとか。

古代から人々を魅了し続ける鉱物。

時間があれば、自分で採集するのもアリですが、手っ取り早く手に入れたい方のために、都内で鉱物が買えるお店をご紹介しましょう。

株式会社セレナ

宝石の専門業者御用達の街、御徒町。素人さんは、なかなか足を運びにくいエリアではありますが、この御徒町で土曜日のみ、一般客にも鉱物を販売してくれるお店が株式会社セレナです。

一歩店内に入ると、まず目に入るのが宝石のルース。白いケースがズラリと並んでいます。
気になる鉱物は、入って左側のところに綺麗に陳列されています。

セレナは宝石の街、御徒町にあるだけあって、鉱物の中でもトルマリンやアクアマリンなど宝石にもよく使われる鉱物が多数陳列。

「パライバトルマリンの鉱物を売ってるのはウチぐらいじゃないかしら。」

と紹介してくれたのは女性社長、田中世礼奈さん。
お店の名前はご自分の名前から付けられたのですね。。。

上述したようにこちらのお店、平日は業者さんのみ。
毎週土曜日の11時から17時までだけ、一般客にも鉱物を販売してくれます。レアな鉱物が欲しい方はぜひ、土曜日に足を運んでみて下さいね。

他にも鉱物を扱うショップはたくさんあります。
今回改めて取材はしていませんが、普段からよく行くオススメのお店もあわせてご紹介します！

国立科学博物館ミュージアムショップ

出典元：http://www.kahaku.go.jp/userguide/access/index.html

上野駅から歩いて数分。通称「カハク」と呼ばれる国立科学博物館。一度は行ったことがあるという方も多いかも？

こちらには何と言っても日本で採集できるほとんどの日本産鉱物種が登録標本として保管されています。その数およそ5万点以上。

こちらの地学研究部部長の宮脇先生はレア・メタル及びレア・アースを含む鉱物が専門分野。日本館3階には鉱物の標本がずらりと並んでいます。

そしてオススメなのがここの地下にあるミュージアムショップ。店内には数百円の鉱物からコレクター垂涎の鉱物標本まで豊富な品揃えが自慢です。

何と言っても専門家のお墨付きの鉱物ばかりなので、まずはここで自分が欲しい鉱物をチェックしてみるのが良いと思います。

ちなみに。
内緒の裏技ですが、こちらの地下にあるチケット売り場の入り口で、「お土産だけ買いたいです。」と言えば、時間限定ですが、無料で入場させて貰えます♪

入場料を払わず鉱物をゲットできるので、ぜひ一度足を運んでみて下さいね。

ホリミネラロジー

出典元：http://www.hori.co.jp

練馬駅から歩いて10分。ベテランの鉱物好きならこの名前を知っているはず。「ホリミネラロジー」は正真正銘の“鉱物標本店”。

売れ筋の見た目の美しい鉱物だけでなく、地味な姿形でも鉱物として貴重なものはきちんと取り扱うという真面目なこだわりが子供から大人まで幅広いファンを惹きつけるお店です。

鉱物の分類ごとに収納された標本棚の入った引き出しを開けて、自分の目当ての鉱物をゲットして下さい。

cafe SAYA

出典元：https://cafesaya.net

東十条の商店街を抜けた住宅地に、ひっそりと佇むcafe SAYA。

鉱物女子のココロをくすぐるアンティークな店内は、鉱物を「可愛く雑貨的に楽しみたい」人にピッタリ。オリジナルの標本ラベルやスタンプにお財布が緩みっぱなしです。

こちらのお店は、毎週土曜日のみオープン。夕方の5時から様々な理科実験や生物観察を行うワークショップ「理科室カフェ」を開催しています。

行かれる時はぜひ予約をしてからお出かけください。

東京サイエンス

最後に、新宿の紀伊国屋書店1階で、化石、鉱物の標本売り場として店舗を構えているのが株式会社東京サイエンス。コレクターに好まれるマイクロマウントと呼ばれる小さな標本が店内にズラリと並んでいます。

こちらは残念ながら取材NGということで写真も無いのですが、プライベートでよく行く本当にオススメのお店の一つです。

最後に

いかがですか。鉱物好きの人にぜひ行って欲しいお店を５軒紹介させて頂きました。特に快く取材に応じてくださったセレナさん、有難うございました！

また、全国各地で毎年鉱物の展示会が開催されています。コチラもぜひ参考にしてみてくださいね。

参考：全国ミネラルショー一覧
http://nagomiisi.ocnk.net/page/18

カラッツ編集部　監修