結婚が決まったら、結婚式のことや新生活のことで、決めなければならないことがたくさん!
婚約指輪もそのうちのひとつですね。
一生に一度のことだから後悔はしたくないけど、どうやって決めればいいの?相場はどれぐらい?
実は、多くの人に選ばれるのが「0.3カラットのダイヤモンドの婚約指輪」です。
「なぜ0.3カラットなの?」ということから選び方まで、ご紹介していきましょう。
一番多く選ばれるのが0.3カラット。それはなぜ?
ダイヤモンドは、サイズも値段もピンからキリまで。どうやって選べばいいのでしょう?
「見栄えもして品質の良い物を…」と突き詰めていくと、だいたいの相場が見えてきます。
それが、0.3カラットのダイヤモンドの指輪。グレードによっても異なりますが、価格はおおよそ30万円が目安です。
実際ダイヤモンドの婚約指輪を購入する人の約6割が、0.3カラット前後(0.2~0.4カラット)の指輪を選んでいるというデータもあるようです。
※参考:婚約指輪完全バイブル
0.3カラットのダイヤモンドは直径約4.2㎜と、結婚指輪と重ね付けするのにも相性が良く、使いやすいということも選ばれる理由なのでしょうね。
婚約指輪を選ぶ4つのチェックポイント
ダイヤモンドの大きさと予算が決まったとします。次に決め手となるのは何でしょう?
デザインで選びますか?
ダイヤモンドの品質を決める4Cのうちの、カラー、カット、クラリティのどれを優先しますか?
ひとつひとつ見てみましょう。
4Cについてくわしくはこちらを参考にしてくださいね。
①デザインを選ぶ
婚約指輪の王道と言えば「ソリティア」と呼ばれるデザインです。
一粒のダイヤモンドを立て爪で留めた、流行りすたりのない指輪です。
次に「メレ」。メインのダイヤモンドの脇に、小さなメレダイヤをあしらったものです。
メレダイヤの配置やアームのデザインが多彩で、華やかな雰囲気になります。
ほかには、アーム部分をメレダイヤが一周している「エタニティ」などもあります。
エタニティは、終わりのない「永遠の愛」を象徴します。
②カラーを選ぶ
ダイヤモンドのカラーは無色透明に近いほど高品質とされていて、Dカラーが最高です。
カラーは次の通り階級分けされます。
Dカラー:完全に無色
E・Fカラー:無色
G~Jカラー:ほぼ無色
K~Mカラー:かすかな黄色
N~Rカラー:非常に薄い黄色
S~Zカラー:薄い黄色
Gカラー以下は、だんだんと黄みがかってくるので、良いカラーのダイヤモンドを選ぶなら、D~Fカラーがおすすめです。
③カットを選ぶ
ダイヤモンドの輝きに一番影響するのが、カットの良し悪しです。
カットが良ければ、多少カラーやクラリティが劣っていてもカバーすることができます。
どうせならカットの良いものを選びたいですね。
カットのグレードは、次の通りです。婚約指輪におすすめなのは、good以上のものです。
excellent(エクセレント):最高級
verygood(ベリーグッド):とても理想的
good(グッド):理想的
fair(フェアー):やや劣る
poor(プアー):劣る
④クラリティを選ぶ
クラリティとは透明度を示します。
無色透明なダイヤモンドにも、天然の証である内包物や傷があり、ダイヤモンドの輝きにも影響します。
10倍のルーペで見ても、なかなか内包物が見つけられない「VS1」以上のクラリティをおすすめします。
まとめ
人気の0.3カラットの婚約指輪の選び方をお伝えしました。
婚約指輪を身につける時は、結婚指輪と重ね付けをすることが多いかもしれませんね。
重ね付けすることを想定して、婚約指輪と結婚指輪のセットで選ぶこともできます。
毎日身につける結婚指輪を決めるのは、また迷ってしまいそうですが…。そんな時は、次の記事も参考にしてみてくださいね。
▶︎結婚指輪はダイヤモンド入りが人気。その理由は?
カラッツ編集部 監修