使わなくなってタンスの中で眠っている宝石や貴金属ありませんか。
どうせ使わないのなら、喜んで使ってくれる人の手に渡った方が、ジュエリーにとっても幸せですよね。
でもいざ売ろうと思うと「いつ売ればいいの?」「どうせ売るなら、少しでも高く買い取ってほしい。」などの疑問や思いもわいてくると思います。
こちらでは宝石や貴金属を売るタイミングについて、お伝えしていきたいと思います。
目次
ジュエリーを売るベストシーズンは?

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リサイクルショップに衣類を売るときは、そのシーズンのものを売った方が良いと聞きますが、ジュエリーを売るのに適したシーズンはあるのでしょうか?
答えは、ジュエリーはあまり季節感がないので、季節を選ぶ必要はありません。
しかし、ジュエリーの値段は、経済状況に大きくかかわってきます。
例えば株や経済が高騰している時期ほど、ジュエリーの買い取り額も高くなるとされています。
相場の変動はあるの?
株や外貨の相場に変動があるように、宝石や貴金属にも相場の変動があります。特にダイヤモンドや金、プラチナの価格相場は世界基準により毎日変わっています。
ジュエリーの買い取り額の基準は、お店ごとに大きく変わってきますが、基本的にはどのお店も世界相場の変動を基に価格を決めていますので、ジュエリーを売ろうと思ったら、まずはダイヤモンドや貴金属、それぞれの相場をチェックしてみましょう。
買取相場はどうやって決まる?
値段を決めるのに重要になってくるのが、ルース(裸石)の価値、貴金属の価値、ブランド価値です。
鑑定書・鑑別書があれば用意しておきましょう。
鑑定書・鑑別書のないものでも買取はできますが、価格が大きく下がることが多いため、信頼のおける業者に鑑定してもらった鑑定書・鑑別書を持って行った方が安心です。
また有名ブランド商品であれば、ノンブランドのものより高い値段が付きます。
宝石の査定基準
ダイヤモンドは4C(カット、カラー、クラリティ、カラット)を鑑定し、その評価が査定基準となります。
サファイア、エメラルドなどの色石は、種類、カラー、原産地、クラリティ、カラット、加工処理法、鑑別書、ニーズなどにより査定します。
貴金属の相場の変動について
石やお店によって基準や値段がまちまちな色石に比べて、金やプラチナなど貴金属の相場は世界基準で決まっていますので基準が持ちやすいです。
市場の値動きと密接な関係があり、相場は一日で何百円など大きく変動することは少ないですが、常に動いていますのでタイミングを読むことも大切だと言えます。
毎日の相場変動は、簡単にインターネットで調べることができますので、お店に行く前に一度チェックしてみましょう。おすすめは田中貴金属工業さんのホームページです。
売る時のお店選び。こんなところに気を付けましょう
実際に査定をしてみたら「こんなに安いの?」と驚かれた方もいるのではないでしょうか。
持ち込んだジュエリーの査定額がお店によって全然違う、ということもあります。それはなぜでしょう?
その理由の一つに、そのお店で取り扱っていないジュエリーである可能性があります。
たとえば、ダイヤモンド専門買取店にルビーなどの色石の指輪を持ち込んだ場合、色石の値段は買取額に含まず、貴金属だけの値段で査定額が決まってしまうこともあります。
お店によって、知識量や得意分野も異なるため、きちんと価値を評価してもらうためにまずはどんなジュエリーを扱っているお店か、ということを事前にチェックしておくことが大事です。
また、一つのお店だけだと本当の価値が分からないこともありますので、高額買取を目指すなら幾つかのお店を回ってみることをおススメします。
どうしても何軒も回っている時間がない方はカラッツ監修のアプリKARATZ NOWもぜひ活用してみてください。
買取店に行く前に一つ買取価格の基準をもっていくのといかないのとでは、交渉する時の心づもりも変わると思いますよ!?
買取のタイミングは気にしなくても大丈夫。それはなぜ?
相場の変動や経済状況などの影響を大きく受けるものは、よほど希少価値の高いものやカラット数の大きなダイヤモンドです。
また毎日の変動はそこまで大きくないので、あまり気にしすぎず参考程度にしておきましょう。
相場の変動を気にしすぎるあまり、売りに出せないのでは元の木阿弥です。
思い立ったが吉日。「売ろう」と思った時がベストなタイミングです。
お店の下調べをしておいて、「近くまで行ったから」「お天気が良かったから」など個人的なタイミングでまずはお店に持っていくのも良いではないでしょうか。
あなたの心のタイミングを信じて、まずは行動あるのみです。
カラッツ編集部 監修