【有楽町マルイ】KARATZポップアップストア開催のお知らせ [12/20(金)~26(日)]

後悔しない!!ネット販売のジュエリーを見極める3つのコツ

ジュエリーオンラインショッピング

後悔しない!!ネット販売のジュエリーを見極める3つのコツ

昔は高価なものは実物を見て買うという人が多かったと思いますが、最近は数十万、数百万という価格のジュエリーがインターネット上で販売されているのもよく見かけます。
それも、百貨店やジュエリーショップの販売ページだけでなく、個人同士の売買が行われているフリマサイトでも高額ジュエリーの取引が行われているのです。
そこで、インターネット上の商品を購入するときのコツや注意点をまとめてみました。

とにかく写真!穴が開くほど見るべし!

カメラ
「欲しいな」と思うきっかけは、おそらく写真でしょう。もちろん、相手は販売が目的なので、一番魅力的な写真を掲載しています。そのステキな写真に目がくらんでしまっては相手の“思うつぼ”。商品写真のチェックポイントをご紹介します。

「彩度」や「明度」の上げすぎに注意!


特に色石のジュエリーでは、撮影後に「彩度」や「明度」を上げるという画像加工を行って、実物とは全くイメージの異なる写真を作成し、掲載しているケースもあります。「彩度」というのは、文字通り写真の鮮やかさです。実際に見ると少し色が薄めの宝石であっても、彩度を上手く上げることで、発光しているかのような美色に見せることができるのです。一方、「明度」は明るさ。暗く沈んだような印象の宝石が、明度を上げることでパッと明るいイメージに変身します。
チェックするべきポイントは、写真に写っている宝石以外のもの。宝石以外にも、同じ加工が施されるので、それらの色に注目しましょう。指や定規といった小物や背景の色などがやけに濃かったりしないでしょうか。写真が1枚しかない場合には、他の写真をリクエストしてみましょう。特に個人が売買するフリマサイトなどでは、全く同じ風に「彩度」「明度」の調整をすることは難しいので、別の印象を受ける写真がアップされる可能性もあります。

フラッシュや強い照明が当たった写真の見方


また、フラッシュをたいたり、照明の多い明るい環境で撮影されたりした写真にも注意が必要です。ネット上で見たときには、透明感が高いように見えても、実物は内包物が多くて暗い印象のジュエリーだったということもあり得ます。フラッシュがたかれると、商品の一部が光り、その後ろにくっきりと影が入ります。影の濃さで、フラッシュの強さを想像することができるでしょう。
そういったケースでは、太陽光などの、別の光源を使った撮影をお願いしてみるとよいでしょう。

大きさのイメージ違いにも要注意!

宝石量り
商品説明にいくら0.1ct(3mm×3mm)などと書いてあったとしても、大きさのイメージが付かないという人もいると思います。それは、商品写真が大きく見えるように写されているからです。人はどうしても勝手なイメージを脳内に作ってしまうものなんですよね。
最近は、着用している写真でイメージ違いを防ごうとしているページもありますが、大きく見せて売ろうと考えている業者もまだ少なくありません。
慣れてくれば0.1ctがどのくらいの大きさなのかというのが分かってくると思いますが、最初のうちはサイズで判断しましょう。自宅にジュエリーがあれば、その大きさを定規などで測ってみると、大きさのイメージがしやすいと思います。

書かれている情報はくまなく確認!

色石鑑定
「欲しい!」と思っている人の目には、なかなかその商品の欠点は写らないもの。そんなときはすぐには購入しないで、一晩寝かせておきましょう。
冷静になってから見ると、「インクルージョンはありますが、それほど目立ちません」「少し暗い感じもありますが、とてもきれいです」というように、欠点についても書かれていることが多いのです。フリマサイトなどでも、悪い評価が付くのは怖いことなので、多くの人がこのようなリスクヘッジを行っています。
「それほど目立たない」「きれいです」に注目するのではなく、「肉眼で見えるインクルージョンがある」「暗い感じがする」というマイナスポイントに注意しましょう。その観点から写真を改めてみると、違った印象を受けることもあるのです。

「欲しい!」と思ってしまうと、どうしても判断力が低下してしまいがち。でも、ジュエリーは高価な買い物になります。だからこそ、一呼吸おいて、じっくりと商品の欠点についての情報を確認するようにしましょう。

カラッツ編集部 監修

ABOUT US

趣味で20年以上レアストーン寄りの宝石やジュエリーを収集しています。メキシコのウォーターオパールからはじまり、既に50種類以上のルースを所持しています。王道(?)のグランディディエライトやレッドベリルをはじめ、コーネルピンやペツォッタイトといった誰も知らないような希少石も大好物。宝石を太陽光に当てたり、ブラックライトで照らしたりしてマニアックに宝石を楽しんでいます。