11月の誕生石シトリンの魅力はコレ!実はとってもお買い得な宝石って知ってた?

シトリンルース

1カラットサイズの大きさの石でも、もしかしたら「千円以下」で買えるかも知れない。

そんな美しいのに激安、お買い得な宝石が「シトリン」です。

なぜ「シトリン」はこんなに安いの?その魅力は?高価なシトリンもあるの?

宝石が好きな人なら、必ず知っている11月の誕生石、「シトリン」。今回はこの宝石を徹底解説致します!

シトリンとは


シトリン。その語源はフランス語の「シトロン」(citron)からきています。意味はレモン。※諸説あり

その鮮やかな黄色から、日本の和名は「黄水晶」です。クォーツ(石英)の仲間ですね。

自然界で産出されるシトリンの黄色は、シトリンの結晶の中に少量(およそ100万分の40)のが入り込むことで生まれます。

しかし1883年、まったくの偶然から、アメジストを加熱すると黄色に変化することがわかりました。

アメジストといえば、和名は「紫水晶」。シトリンとおなじクォーツ(石英)の一種で、ギリシャ神話にも登場する古い歴史がある宝石です。

実は、現在宝石店で売られているシトリンの殆どが、アメジストを人工的に加熱処理したモノ。

なぜなら、天然イエローのシトリンの産出量は非常に限られていているから。加工処理していないシトリンはかなりレアなのです。

アメジストとシトリンは同じ鉱物

シトリン アメジスト ルース
(向かって左:シトリン 右:アメジスト)

天然のシトリンは、地中の奥深くで結晶したアメジストがマグマなどの熱干渉を受けたり、水晶に放射線が加わったことで黄色く変化したもの。

つまり、アメジストとシトリンは同じ鉱物(石英)ということ。小学校の理科の時間に、ごま塩模様の石を先生が見せてくれたことはありませんか?

この石は「花崗岩」といって、地球のマグマの深いところで冷えてできた岩です。

この花崗岩にはいろんな鉱物が混ざっていますが、とりわけ目立つように、透明な粒がたくさんくっついています。これが「石英」です。

花崗岩が長い時間をかけてゆっくりと冷えると、内部のつぶつぶの鉱物が同じ成分同士集まって岩石になります。

つまり、1つの岩石(石英)になる過程で、温度の変化によってアメジストになったりシトリンになったりするということですね。

シトリンの作り方

パープルカラーのアメシストを約450℃で加熱すると、鮮やかな黄色に変化しシトリンになります。

天然のシトリンの産出量は少ないと前述しましたが、アメジストは比較的多く採れ、シトリンに加工されるものもまた多いと聞きます。

シトリンが安いのは、アメシストを加工処理したものがほとんどだからかも知れませんね。

しかし、全てのアメジストを加熱するとシトリンになる訳ではなく、例外もあります。

シトリンとアメシストのいいとこ取りのアメトリン

アメトリンリング

そんなアメシストとシトリンの2つの色を1つで楽しめるお得な石がアメトリンです。

上の写真のように、パープルカラーのアメジストと、イエローのシトリンがくっきりと合わさっています。

アメトリンは元々は、南米大陸のボリビアだけで産出されていた非常に珍しい鉱物でした。

今でも非加熱のアメトリンが採れるのはこの世界でボリビアの1箇所だけといわれています。

とはいえアメトリンの場合、産地鑑別もできなければ、実は加熱か非加熱かを見分けることも鑑別では現在できません。

加熱処理が進歩した今ではアメシストを加熱して容易にアメトリンをつくることができます。

詳しくはこちらの記事も参考にしてください。

ハイブランドにも使われているシトリン

ブシュロン セルパンボエムシリーズ
出典元:https://jp.boucheron.com/ja_jp/

太陽の光を閉じ込めたようなゴールデンカラー。テリと透明感。

シトリンは確かに美しい宝石です。ハイブランドのジュエリーでも、シトリンを使った宝石があります。

その代表的なのがフランスのブランド、ブシュロン

1968年にメゾンのアトリエで誕生したこの「セルパンボエム」シリーズのシトリンは、大人の女性がデイリーに付けられるジュエリーとして根強い人気があります。

カラッツのシトリンもオススメ!

シトリン ルース

どうですか、この見ているだけで心が温まるイエローカラー。透明度も抜群。大きさと研磨次第では、ダイヤモンドをしのぐ輝きだって夢ではありません。(多分)

それなのにこのお値段。。
はっきり言ってかわいそうです!

宝石好きのみなさん、ぜひもっとシトリンを買、いや、「応援」してあげましょう!

カラッツSTOREのシトリンは

●品質良し
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と三拍子そろっております!自信を持ってオススメできるシトリンばかり♪
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あなたを待っているコがいるかもしれませんよ☆

最後に

シトリン
11月の誕生石、シトリン。何を隠そう、私は11月生まれ。シトリンとは生まれたときから運命の繋がりが。

しかし昔は、「4月生まれが良かった!」などと無い物ねだりをしていました。誕生石を大事にしない女に幸せは来ない。後悔しています。。。

今からでも遅くないかも?運命のアメトリン、探してみます!

カラッツ編集部 監修