行って来ました、2018年シンガポール国際ジュエリーショー!
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アジアの中では最大級を誇る宝飾展である、シンガポール国際ジュエリーショー。
実は一般客の割合が非常に高く、業者の方でなくても非常に入りやすいのが特徴です。
さっそく行ってみましょう!
目次
日程・場所
今年2018年の日程は7月26日(木)から29日(日)でした。
場所は有名な「マリーナベイサンズ」のまさに隣の、「コンベンションセンター」。
マリーナベイサンズとは地下でつながっています。
なお海外のジュエリーショーの日程はこちらの「日本ジュエリー協会」の「国内・海外展示会情報」というページで見ると、一覧になっていて便利です。
ジュエリーショーに入る方法
シンガポール国際ジュエリーショーは、一般の方でも非常に入りやすい宝石展示会です。
入り口が「PUBLIC」と分かれているので、そこで写真付きの身分証を提示するだけ。業者の方は「TRADE」に並びます。
日本の宝石展示会のように、名刺を用意するような必要はありません。
Webで事前登録もできますが、特に必要ないかなという印象です。
他の海外の宝石展示会との違い
なんといっても特徴はそのオープンさ。
おそらく6〜7割が一般の方で、なかにはたまたまふらっと来られたような方もいらっしゃいます。
シンガポールはクレジットカード利用率が非常に高い国ですが、ここジュエリーショーでもそれは共通。ほぼ全てのお店でクレジットカードが使えます。
過去にはシンガポールの一般の方が、1億円のダイヤモンドをブラックカードで購入されたこともあったそうです。
当日のフォトギャラリー
お待たせしました!2018年シンガポール国際ジュエリーショーのフォトギャラリーです!
世紀の大発見!?巨大!エメラルド
もしも天然だったら30億円以上(!)の超巨大エメラルドです。
シンガポールで世紀の大発見かと思いましたが、合成でした笑。
しかしそれでも、合成のエメラルドは作成に時間がかかります。
ここまで大きなものは中々できず、合成エメラルドではあるものの、お値段300万円する最高傑作らしいです。
モルガナイト30ctのリング
美しい!
そして大きい!
こちらはモルガナイト30ctのリング。脇石で淡い色合いで輝いているのは、優しいきらめきのローズカットダイヤです。
アーム(リングの指にはめる部分)が取り外し可能になっていてネックレスとしても使える、インドの業者の渾身の力作です。
石も細工も、素晴らしい物だと思います。
トラピッチェエメラルド
日本ではあまりお目にかかることができない「トラピッチェエメラルド」。
「トラピッチェ」とはサトウキビの収穫機の歯車の意味があり、中央から6つの放射状に伸びる、黒いラインが特徴です。
産出量は全エメラルドの1%にも満たないと言われており、非常にレアなトラピッチェエメラルドですが、
このトラピッチェエメラルドのようにハート型で、なおかつ6つのラインがここまできれいに出ているものは、業者間でもめったにお目にかかれません。
ネパールのジュエリーアート
鳥の形を模した、ネパール業者渾身のジュエリーアート。
クォーツ、ルビー、エメラルド、マラカイト、ラピスが贅沢に使われています。
クマの形のエメラルド原石
コロンビアの宝石商が見せてくれました、エメラルドの原石で作られた「お魚くわえたヒグマ」のオブジェです。
原石の持つ色合いをそのまま活かした逸品で、こちらもなかなか珍しいです。
最後に:ちょっと注意な業者も・・・
国際的な宝石展といっても、宝石店は宝石店。
なんとか騙して高値で売ってやろうというのは国境を超えて全世界共通のようです。
たとえばこちらはヒビだらけのファイアオパール。
単純に割れてるだけなのですが、「すごい珍しいデザイン!!」と、強気で売る香港の業者さんもいました。
騙されて買う人もいるんだろうなぁ・・・。
その他の、海外の宝石展示会における、服装や英語に関する注意はこちらから!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
カラッツ編集部 監修