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真珠にも偽物ってあるの?絶対わかる4つの見分け方とは?

何かモヤモヤする……。

眼の前にあるのは、とっても綺麗な南洋パールのネックレス。クラスプもよく見かけるシルバーのお花の形。

サイズも11ミリUPと南洋パールの中でも一番使いやすいサイズ感で、粒の揃った上質なパールです。

「欲しい!!」心の声が叫ぶのと同時に、預金残高が頭をかすめたその時、

このパール、偽物。ガラスですから。

という社長の一言。

えー!

何ですって!

こんなに本物そっくりなのに、いや、完璧すぎるぐらい本物なのに、偽物?

「値段は1万円です。安いですよね。」

・・・うーむ、もちろん安いしキレイなんですけど、何でしょう、このモヤモヤ感。何か、コレジャナイ感が、買ったら負けるようなこの微妙な気持ち。

うーん、この気持ち、何だかよくわかりませんが、とにかく

「パールの本物と偽物の見分け方」

について、オススメの方法を4つご紹介します。

※ガラス製自体が悪い訳ではありません。悪いのは業者が事実を隠して高額に売ることです。ガラス製ときちんと明記し販売されているものを消費者が納得して購入するのは問題ありません。

①ブラックライトを当ててみる


出典元:https://www.amazon.co.jp/

カラッツのTwitterを見て下さってる方はご存知の通り。そうです、コレコレ。

パールの見分け方の最強の方法は、この

「ブラックライトを当ててみる」

ことで一発で分かります!

本物のパールは、ブラックライトを当てると、青(または緑っぽく)蛍光します。えぇ、もう、それはびっくりするぐらい、白いパールが青く光ります。(写真③と④)

そして偽物のパールはというと、「ブラックライトを当てても変化なし」(写真①と②)です。白いまま。この方法は本当にわかりやすく、時間もかからず、パールも傷めません。オススメの方法なので、ぜひやってみてください♪

(ブラックライトはAmazonなどで3,000円くらいで購入できます。宝石の品質検査のほか、絨毯などにペットが残したオシッコの痕跡まで照らすことができます!1本あると便利ですよ。)

②ツルツル?それともザラザラ?

もし目の前にパールのネックレスがあるなら、手にとって真珠同士を擦り合わせてみて下さい。

ツルツルですか?それともザラザラ?

この場合、偽物のパールはツルツル、本物はザラザラします。これもわかりやすい方法ですから、ぜひやってみてください!
もし幾つかお持ちであれば比べてみるとより分かりやすいかもしれません。

ただし、ザラザラしても偽物の場合もありますのでご注意を。
その場合は手に持った時の重さで判断します。

つまりはこういうことです。

偽物の真珠は大体次の4種類のうちのどれかになります。

・貝から作った核に真珠の箔を吹き付けて作る「貝パール」

・プラスチックの核に真珠の箔を吹き付けて作る「プラスチックパール」

・ビーズを核に真珠の箔を巻き付けた「ガラスパール」

・コットンを圧縮して丸めたものを核にした「コットンパール」

そしてこの4種類の偽物の特徴として、

・妙に軽く感じるもの:「プラスチックパール」or「コットンパール」

・表面がツルツルしている:「貝パール」or「ガラスパール」

この2つに当てはまるパールは、偽物の可能性があるのです。

本物のパールは、やはり有機物の重みを感じますし、表面はエクボや傷、歪んだ箇所などがあるので、触った時にツルツルするよりも、むしろザラザラとした感触がします。

要するに、軽くてザラザラしたり、重くてツルツルするものは偽物の可能性が高い、ということですね。

そしてもう一つ、本物の真珠は触った時にヒンヤリするはず。偽物のパール、特に「プラスチックパール」or「コットンパール」の場合は、触った時に「石」よりも「布」に近い感触を覚えるはずです。

③真珠の粒が揃いすぎていたら要チェック!

パールネックレス
8ミリ以下の和珠だったら、粒が完璧に揃った本物のパールは「絶対無い」とは言いません。言いませんが、1粒1粒、よ〜く見てみて下さい。どこかにエクボがあったり玉が真円でなかったりしませんか?特に南洋真珠の場合、真珠の粒が揃いすぎていたら要チェックです! 

パールは「生物が作った宝石」です。天然にしろ、養殖にしろ、真珠は海で波に揉まれて育ちます。

傷も歪みもない完璧な真円を作るのはそれこそ1粒でも相当大変。色も揃っていて、傷一つなく、100%完璧に形が真円に揃った真珠のネックレスは、絶対無いとはいいませんが、かなりレア。お値段も相当高いでしょう。

さらに本物の完璧な真珠のネックレスの場合、クラスプ部分も凝っているはずです。シルバーよりも、ダイヤがあしらわれていたり、「K18」「K18WG」もしくは「Pt」などの刻印がついているはず。ブランド品なら、ブランドのマークの刻印もあるでしょう。

完璧に真珠の形が全く揃った真円で、色も統一感があって艶がある。それなのにクラスプはシルバーまたはメッキ製で、糸の結びも雑な場合は、これは結構「偽物臭」が漂っています。「真珠の粒が揃いすぎている」これは偽物の絶対条件と言っても過言ではありません。

④真珠の穴を見よう!

お手持ちの真珠がネックレスだったなら、糸を通している穴に注目して下さい。本物の真珠のネックレスの場合、真珠に貫通している穴は専用のドリルなどで開けるため、穴が均一で綺麗に開いているはずです。

逆に偽物の真珠のネックレスの場合は、穴の周りが表面のコーティングが剥がれてガサガサになっていたり、穴の形がいびつだったりする可能性があります。

最後に


出典元:http://www.utcoop-netshop.jp/245_709.html

「パールの本物と偽物の見分け方」

について、オススメの方法を4つご紹介しましたが、他にも「表面を少し削ってみる」「酢に漬けてみる」などがありました。まぁ、真珠が本物だったときのダメージを考えると、あまりオススメではありません。

そうそう、このブログを書く前のあのモヤモヤした気持ち、その理由がやっと分かりました!

私は今年の長いGW中に、東大に行って来たのですが、記念に

「東京大学」

と書かれたTシャツとパーカーを買って着ていたのです。憧れの東京大学のTシャツです。着ていて嬉しい。

気分はそう!まるで東大生!

しかし、しかーし、何となく心の中でモヤモヤしていたのです。この気持ち伝わりますかね。。。

うーん、本物の東大生にはなれませんが、真珠はやっぱり、偽物より、本物が欲しいですね。

※ガラス製自体が悪い訳ではありません。悪いのは業者が事実を隠して高額に売ることです。ガラス製ときちんと明記し販売されているものを消費者が納得して購入するのは問題ありません。

カラッツ編集部 監修