ダイヤモンドネックレスの選び方
自分からは見えませんが、他人から見たときに目につきやすいのがネックレスです。私が接客させていただくお客様の中だと、特にダイヤモンドネックレスをお探しの方が多い印象です。ご自身の気に入ったものを直感で選ぶのが一番かとは思いますが、迷っていらっしゃる方のために、ダイヤモンドネックレスの選び方アドバイスをさせていただきます。
目次
ダイヤモンドネックレスの選び方 TPO別
お仕事でつけるダイヤモンドネックレス
お仕事で頑張ったご褒美に、ダイヤモンドネックレスなんて素敵ですね。お仕事の場にふさわしいように、多少改まった場所でも差し支えないよう、一粒ダイヤのダイヤモンドネックレスが一番おすすめです。一粒ダイヤのダイヤモンドネックレスであれば、普段使いにもできますし、華やかにしたいときは、ほかのネックレスとの重ね付けもしやすいです。一粒ダイヤのネックレスといっても、ダイヤモンドの留め方によって何種類かあります。
一粒ダイヤモンドネックレス ダイヤの留め方
代表的なのは、6点留めという留め方で、6本の爪でダイヤモンドを止める留め方です。しっかりとダイヤが固定され、6点で留められるので一つ一つの爪が小さく、ダイヤモンドが良く目立ちます。最近増えているのが、1点留めという、大きめの爪1本で、ダイヤモンドを留める方法です。横から見たときにダイヤモンドの側面が良く見えるのと、新鮮でおしゃれな印象で、選ぶ方が増えています。爪は1本ですが、太めの爪ですし、裏側からもダイヤモンドを支えているので、ダイヤモンドが落ちてしまう心配はありません。
そのほか、覆輪留めという、ダイヤモンドをぐるっと囲む留め方がありますティファニーのバイザヤードネックレスを想像していただければわかるかと思います。覆輪留めのなかでも、裏に金具が来ないようにする留め方は、光をうけてよく輝き、ダイヤモンドの透明感が楽しめます。
普段使いや休日につけるダイヤモンドネックレス
一粒ダイヤのネックレスももちろん素敵ですが、トップの形が、ご自分の好きなモチーフ(スター、ハート、お花、馬蹄などが人気です)や、トリロジーのような、ダイヤが連なった遊びのあるデザインがおすすめです。同じカラット数でも、一粒ダイヤと比べると、パヴェダイヤになると、お値段もお手頃になるため、いろいろなデザインにチャレンジしやすいと思います。
ダイヤモンドネックレスの選び方 鑑別書、鑑定書の有無
ダイヤモンドネックレスを購入される際、天然ダイヤモンドであることを証明してくれる鑑別書、また、ダイヤモンドの4C(カラット、カット、クラリティ、カラー)を証明してくれる鑑定書がついているものを選ぶと安心です。特に鑑定書がついているダイヤモンドネックレスは、そのダイヤのグレードや綺麗さが、客観的にどの程度なのかがわかるので、質の良いものを手に入れたい方は、鑑定書付きのダイヤモンドネックレスをおすすめします。
とはいえ、店頭や、ネットショップで売られているダイヤモンドネックレスは、圧倒的に鑑別書や鑑定書がついていないものの方が多いかと思います。その場合は、できるだけ信頼できるお店を選ぶか、心配な方は、ブランド品を買うのもよろしいかと思います。ある程度のブランド以上であれば、綺麗なダイヤを使用しているので、長く使えると思います。ノーブランドのダイヤモンドネックレスは、ブランドの名前がついていないかわりに、同じ価格でも、ブランド品よりも大きなダイヤが買えるので、ご自身の、優先させたいポイントを絞って選ぶのがよいかと思います。
ダイヤモンドネックレスは、一粒ダイヤのものでも、デザイン性の高いものでも、本当に使い勝手がよく、私もほぼ毎日つけています。シンプルなものは、母や叔母から譲ってもらったものなので、飽きがこず、長く使えるという証拠かと思います。お探しの方に、どうかお気に入りのダイヤモンドネックレスが見つかりますように。
カラッツ編集部 監修