これは大ヒットの予感!デュモルチェライトインクォーツとレピドクロサイトインクォーツ

デュモルチェライトインクォーツ

デュモルチェライトインクォーツ
大好きな石なのに、なぜかいつも名前を間違えてしまいます。

そしてレピドクロサイトインクォーツ。この石も覚えにくい名前ですよねぇ。

私は個人的に、デーちゃん、レーちゃんと呼んでいます★

皆さんもこれからきっとこう呼ぶはず。だって何と言ってもこの2つは、これから鉱物界で大ヒットするに違いないからです!(多分)

デーちゃん、レーちゃんの魅力を、皆さんにもっと知って欲しい!!
今回も熱く語らせていただきます♪

デュモルチェライトインクォーツの魅力とは

デュモルチェライトインクォーツとは、デュモルチェライトという鉱物が内包物として含まれているクォーツのことです。

そして、デュモルチェライトが発見されたのは今から137年前です。

発見したフランスの古生物学者、E・デュモルティエという人の名前をとって命名されました。

言いにくいはずです。デーちゃん、フランス語だったんですね~。

デュモルチェライトは、ペグマタイトアルミニウムが豊富な変成岩のほか、貫入した花崗岩から発生した、ホウ素を含んだ蒸気によって成分が変成した岩石の中からも発見されています。

デュモルチェライトインクォーツは、中のデュモルチェライト部分がピンク、ブルー、パープルなどがありますが、一番よく見かけるものはブルーな気がします。

※デュモルチェライトインクォーツについてもっと詳しく知りたい方はコチラ!

レピドクロサイトインクォーツの魅力とは

以前カラッツSTOREで紹介した途端、すぐにSOLD OUTになってしまったレピドクロサイトインクォーツ。透明なクォーツのなかに、まるで金魚のような赤い斑点が浮かび上がる石でした。私も欲しかった!!

レピドクロサイトインクォーツとは、別名『ハーレクィーンクォーツ』『ファイアークォーツ』『ストロベリークォーツ』とも呼ばれます。

そもそもレピドクロサイトインクォーツとは、鉱物的には水酸化鉱物。鉱物名は『鱗鉄鉱』と言います。

鉄の水酸化物である針鉄鉱赤金鉱とともに褐鉄鉱(リモナイト)の構成鉱物。インクルージョンが鮮やかな赤やピンクの理由は鉄分なんですね。

レピドクロサイトインクォーツは海や沼地などに沈殿して生成したり、鉄鉱物が酸化したときの二次鉱物として生成します。

英語名のlimoniteは、ギリシャ語で「沼地」という意味だそうです。古代エジプトから採掘されている歴史の古い鉱物です。

とくに美しいストロベリークォーツと呼ばれるレピドクロサイトインクォーツは、1960年にメキシコで発見されたといわれています。

その後他の鉱山でも採掘され、主にカザフスタンの鉱山で採掘されていましたが、現在はその鉱山が閉山してしまったため、レア・ストーンとして注目されています。

レピドクロサイトインクォーツは、今後も値上がりが期待できそうな鉱物といえるでしょう。

最後に

デュモルチェライトインクォーツ

いかがですか。
デーちゃん、レーちゃんの魅力をわかっていただけたでしょうか?

これは私の個人的意見ですが、宝石の中で、「赤」と「青」は鉄板の人気

なかでもこの2つの鉱物は、透明なクォーツの中にまるで植物や風景画のように赤や青のインクルージョンが浮かび上がります。

これはたまりませんよね・:*+.(( °ω° ))/.:+

もし見かけたら、ぜひチェックしてみてくださいね☆

カラッツ編集部 監修