リカラットは買取アプリもやっています。
というわけで「金や宝石を売るならメルカリ?ヤフオク?買取店?けっきょくどれがいいの??」という記事を今回書くにあたって弊社の社長に、
「やっぱりリカラットでの買取が一番お得です!」とか書いた方がいいですかね?と忖度(そんたく)してみたんです。
そしたらですね、
「いや、さすがにメルカリで売れるなら売った方が高いね笑」
と、即答されまして、
「ちゃんと正直に書いてくださいね」
と(強めに)頼まれました。
というわけで、忖度なしに正直に書いていきます! どうぞお付き合いください。
結論:メルカリ最強。ただし売れないものもある
皆さんご存知メルカリ。
だいたい買取店に売った時の値段を1とすると、1.5〜2.5くらいのお値段で売れるかなーという感覚です。
ただしチェーンが切れてしまっていたり、デザインが古かったり、汚れてしまっていたり、こういった商品はほとんど買い手がつかないかと思います。
つまり、デザインが今っぽくて壊れていない商品で、そのまま普通のお店で売ってても文句を言われることがないようなもの。
それでいてしっかりと商品の説明や質問のやり取りができる方なら、メルカリで売るのがきっと一番高く売れるのでおすすめです。
特にブランド品ですと商品ごとのだいたいの相場が検索すれば分かるので、値段もつけやすく、売りやすいかなと思います。
修理してメルカリで売るという選択
ちょっと切れてしまっていたり、表面が汚れていたり、くらいであれば修理が可能です。
ここでも東京のおすすめ店は紹介していますが、「宝石 修理」とかで検索してもらえればけっこう出てきますし、東急ハンズさんでもお店によっては対応してくれます。
かかる費用はだいたい2,000円〜3,000円で、高くとも1万円はいかないかなと思いますので、その費用をかけても高く売れそうだ!ということであればトライする価値があります。
一方「デザインが古い」というのはけっこう厄介で、これを何とかしようとすると「リフォーム」ということになり、手間賃だけでなくデザイン料や素材代もかかりますので、かかるお値段が一桁上がるイメージです。
先の記事内でも書いているのですが、「儲けるぞ!」というよりは、大事な方から引き継いだものを自分用にアレンジするような気持ちで利用されるのが良さそうです。
宝石のコスト構造
もともと宝石業というのは平均的に原価率が低い傾向があります。
素材代、すなわち「原価」があって、それに対して3倍〜5倍の利ざやを掛けて売値を決めるのが小売店として一般的なラインです。
百貨店だとこれが5倍〜7倍になり、さらにブランドだと「ブランド代」が加わり10倍以上の利ざやが乗ると言われています。
これは「ボロ儲けしている」とか「消費者が騙されている」決してそういうことではなく、
店舗代とか人件費とか広告費とか、そういったコストが大きいのでその分を乗っけざるを得ないということです。
買取店で売るときに見られる相場
一般の人が何かをメルカリなどで売られる時、おそらく「10万円で買ったから、まぁ2〜3万円くらいかなー」と買った値段から売値を決められるかと思います。
一方で買取店はあくまで素材の代金を見る商売です。
そのため、特にブランド品などだと買取店に持っていった時に「え、そんなに安いの!?」となることがあります。
例えば「某ブランドの2〜3万円くらいの、カジュアルラインのネックレス」ですと、素材の原価が500円とかになる場合もあります。
やはり高い商品でも安い商品でも「共通でかかる固定費」というものはあるので、安いラインだと原価率は相対的に低くなってしまいがちなのです。
というわけで最後に「金や宝石を売るならメルカリ?ヤフオク?買取店?けっきょくどれがいいの??」についてまとめますと、
- キレイなブランド品はメルカリで売るのが一番高く売れる!
- そうじゃないものは買取店を使ってしまうのが早そう!
- 大事なのは使い分け!
が結論になるかなと思います!
皆様どうぞオトクな宝石ライフを。
カラッツ編集部 監修