宝石の価値は一般的に、「色（カラー）」「透明度（クラリティ）」「重さ（カラット）」「カット」の4つを基準に評価され、色の付いた宝石は、中でも「色（カラー）」が最も重要視されます。

ラピスラズリの場合、主に不透明なため、透明度（クラリティ）での評価はなく、カットも一般的にカボションカット（ドーム状のカット）が施されることから、色（カラー）と重さ（カラット）だけで価値が決まることも多いです。

色は、紫味のある深く濃い青色で、パイライトやカルサイトなどが目立って入らず色が均一に見えるものか、黄金のパイライトがまるで夜空に輝く星のように、全体にバランス良く広がって入っているものが高い評価を得ます。

有名ブランドのジュエリーや著名なデザイナーが手掛けたものなどは付加価値が付くこともあります。

しかし全般的に、サファイアやルビー、エメラルドほど高い価値は付けられず、買取額も高くならないケースが多いです。