



宝石(色石) の買取価格相場について
宝石は、種類によって価値が変わり、買取価格相場もそれぞれ異なります。
特にダイヤモンド以外の宝石(色石)は、評価基準がダイヤモンドほど明確に決まっていないため、買取店によって査定額に差が出やすいです。
一般的に高く評価されやすい宝石
貴石と呼ばれる、ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドに加え、最近では、アレキサンドライトやパライバトルマリンもクォリティによっては高く評価されます。
買取額が付きにくい宝石
半貴石と呼ばれることもある、ガーネット、アクアマリン、アメジスト、シトリン、ペリドットなどの宝石は、貴石に比べ低く評価されやすいです。
色石の査定が難しい理由
①種類が非常に多い
②種類によって、特徴や産出量、人気などが異なり、価値に差が生まれる
③同じ宝石種であっても、色や産地などの違いで価値が変わることがある
以上などから、査定には宝石に関する幅広い知識と経験が必要で、買取店によって価格差が生じる要因といえます。

宝石の買取価格相場表
【ア行】
【サ行】

宝石の一般的な価値・
評価基準について
宝石の価値は種類によって異なりますが、価値を決めるための評価基準はおおよそ同じです。
色(カラー)、透明度、カット、重さ(サイズ)のそれぞれで評価され、総合判断にて価値が決まります。
宝石の一般的な価値・評価基準


色 (カラー) |
色が付いた宝石は、地色が最重要視され、色が濃く鮮やかなほど、高い評価を得ます。 |
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透明度 (クラリティ) |
一般的には、透明度が高く、外見を損なうような内包物(インクルージョン)やキズが少ないほど良いとされます。 特に色の付いていないカラーレス(無色透明)の宝石の場合は、透明度が最重要視され、透明度が高くクリアなほど評価が上がります。 デマントイドガーネットなど一部の宝石においては、特徴的な内包物(インクルージョン)が入っていたり、外見の魅力をアップさせるような内包物が入ることで評価が高まるケースもあります。 |
カット |
カットのバランスや美しさも評価の対象です。テーブル面に色抜けが見えず、全体的にバランス良く輝きが見えるものほど高く評価されます。 カットの複雑さや繊細さ、流行などが付加価値となることもあります。 ただし、希少性が高い宝石については、歩留まりが優先されることも多く、色や透明度ほど重要視されないことも多いです。 |
重さ (カラット) |
重さやサイズも評価を左右する大きな要素のひとつです。 特に希少性が高く、小粒での産出が多い宝石種の場合、1ctを超えると評価が大きく上がるものも多いです。 |
産地 | 産地によって色や内包物(インクルージョン)、特徴に違いが出ることも多く、ルビーやサファイア、エメラルドなど産地によって価値が変わる宝石種もあります。 |
ジュエリーの一般的な価値・評価基準


ジュエリーの場合は、上記に加えデザイン性や手掛けたブランドなども重要視されます。
1. デザイン性
デザインの緻密さや技術力の高さのほか、流行や人気などによっても付加価値が変わります。
2. ブランド力
ヴァンクリーフ&アーペルやハリーウィンストンなど、世界的に有名なブランドが手掛けた商品や流行のシリーズなどは付加価値により評価が高まります。保証書や専用ケース、付属品などもあった方が良いです。
3. 地金の種類と純度
金(ゴールド)やプラチナといった貴金属は、株式や為替と同じで、日々世界基準で価格相場が変わります。世界情勢などの影響も受けやすく、近年、特に金(ゴールド)の高騰が目立ちます。純度が高いほど、価値も上がります。

高く売れやすい宝石(色石)の傾向とランキング
個々の宝石における価値基準は前述したとおりですが、宝石の種類における価値の差は、「需要と供給のバランス」などによって生まれます。
例えば、市場での人気が高いにも関わらず、流通量が少ない宝石は高値が付きやすく、流通量が多く手に入りやすい宝石は、安価になりやすいということになります。つまり、需要が高く、供給が少ないほど、価値が高まるということですね。
では、具体的にどんな宝石が高い価値が付けられやすいか、査定額が上がりやすい(買取で高く売れやすい)宝石をランキング形式にてご紹介します。
※同じ宝石種であっても、品質(色、透明度、カット、重さなど)によって価格は大きく変わります。下記は、一般的に買取店に持ち込まれることの多い宝石種および品質のものに限ってランキングを付けています。品質などによりランキングが前後する場合もありますので、あくまでも参考程度とお考えください。
高く売れやすい宝石(高価な宝石)ランキング

宝石に関するよくある質問
鑑定書はダイヤモンドのみに発行されるのに対し、鑑別書は全ての宝石が対象です。
宝石鑑定士の資格をもつ者が査定いたしますので、鑑定書がなくても安心してご相談ください。 鑑定書がないことで評価が下がることはありませんが、保存状態により購入時から4Cの評価が変わる場合はございます。(表面傷の有無など)予めご了承ください。
宝石鑑定士の資格をもち、世界中で宝石の買付をしている者が査定いたしますので、鑑別書がないことで評価が大きく変わることは原則ございません。
ただし、グベリン、SSEF、GIAなど世界的に名の知れる鑑別機関の鑑別書や「カシミール産サファイア」など一部の宝石の場合、鑑別書がある方が査定額が上がる場合がございます。
また、「パパラチアサファイア」など、人工処理の見分けに精密機械での検査が必要な宝石については、鑑別書がないものはお断りする場合がございます。
なお、いずれの場合も、鑑定書や鑑別書があった方が査定時間が短くなることが多いため、お手元にある場合は一緒にお送りいただくことをおすすめ致します。
宝石の価値は、一般的に、希少性、品質、サイズ、状態、人気の度合いなどにより決定します。
しかしながら施される処理の種類や有無が価値に影響を与えるものもありますし、同じ宝石種でも産地によって評価が変わることもあります。一概にどの宝石が高いと言い難い部分もありますので、気になるジュエリーをお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。
パパラチアサファイアなど鑑別書がないと、査定が難しい宝石種もあります。
汚れている場合、表面が曇って見える場合がありますので、撮影前に柔らかい布で拭いて、表面の汚れは取っていただいた方がより正確な査定額を出しやすいです。
ただし、宝石の部分に傷がついている場合は、査定額が下がる可能性がございます。
買取とオークションの違い
買取専門店や質屋などで主に行う買取と
オークションの最も大きな違いは「買い手の数」です。
買取専門店などの場合、持ち込んだお店で査定し買取額が決定されるため、見る目はひとつ(一店舗)なのに対し、オークションは主催者を通じて参加者を募るため、複数の買い手がいる中で売買が開始されます。 色々なお店に持ち込まなくても多くの目に触れさせることができ、かつ、複数の買い手が競り合う形で売却額が最終決定するため、通常買取よりも高額売却が望めます。しかし、通常のオークションは、宝石業者間のみで行われ、一般の方が出品することができないものも多いです。カラッツプロオークションなら、弊社がお客様の代わりに手続きしますので、世界50カ国のプロの宝石バイヤーが参加する宝石専門オークションに出品でき、日本で需要が減ったデザインでも高額売却できる可能性があります。

他社サービスとの違い
質屋・買取店

その場で買取してもらえる安心感がある一方で、お店によって査定金額はばらつきがあり安く見積もられることも。
フリマサイト

誰でも出品でき、幅広い客層に見てもらえるが、適正な出品価格が分かりづらい。売れた後の顧客対応・梱包・発送などが発生する。
KARATZプロオークション

プロの宝石鑑定士から適正金額を教えてもらえる。国内のみならず海外の宝石専門業者が宝石本来の価値を見出してくれる。オークションに適さない商品でもその場で買取。
オークション出品の際の手数料
検品:識別料金 | 出品手数料 ※通常時 |
今だけ オープンキャンペーン |
2万円~10万円 | 25% | 20% |
10万円~50万円 | 20% | 15% |
50万円~ | 15% | 10% |
※買取の場合は手数料不要です。

宝石・貴金属の買取豆知識は
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( 2025年07月30日 更新 )