ベーシックな装いを格上げするネックレスは、女性だけでなく男性にとっても欠かせないアイテム。
ボリューミーなものから、シンプルなものまでデザインも幅広く、選び方に自信がない、またはチョイスに迷うという方も多いのではないでしょうか?
今回はネックレスの選び方やデザイン傾向などを交え、2020年にお勧めしたい男性に人気のネックレスブランドを10選ご紹介したいと思います!
目次
ネックレスの選び方

ネックレスを選ぶポイントは、素材と長さです。
順番に説明していきますね!
ネックレスの素材
メンズジュエリーで定番の素材というとシルバー。
シルバーと一口に言っても、純度の違いで名称が違います。
シルバーは本来柔らかく傷が付きやすい性質があり、装飾品として使いやすく加工するため、違う金属(割り金といいます)と混ぜています。
その為、その製品に使われるシルバーがどの程度の純度であるかを刻印で表記しているのです。
ジュエリーに使われる、一般的なシルバーの純度は925です。
シルバーの数字が小さくなるほど割り金が増えるのですが、その分傷が付きにくく硬い性質をもつようになります。
下記の表はジュエリーに刻印されることの多い、シルバーの純度を表す刻印の一部を抜粋しました。
ジュエリーのどこかに刻印されていますので、購入の際参考にしてみてくださいね♪
銀の刻印 | 銀の純度(品位)% |
Ag999、 純銀、 Ag999、 SV999 Silver999、 SILVER999、 銀999、 Ag999など | 999 |
Ag925、 SV925、 Silver925、 SILVER925 銀925、 Sterling925、 Ag925、925など | 925 |
Sterling、 Sterling Silverなど | 925 |
Ag900、 SV900、 Silver900、 SILVER900 銀製900、 Ag900、 Coin silver Ag900 Coin silver SV900など | 900 |
シルバーは比較的カジュアルな印象を受けるため、ワンランク上のラグジュアリーなジュエリーを求めているならゴールドやプラチナがおすすめです。
イエローゴールドは肌馴染みがよく華やかさがアップします。
プラチナは、色合いから一見シルバーと変わらない印象を受けますが、シルバーは硫化しやすくこまめな手入れが必要なのに対し、プラチナは劣化しにくい特性があります。
まずはライフスタイルや好みに合わせて、素材選びをしてみましょう。
長さ
次に見ておきたいのは、チェーンの長さです。
体格の違いからレディースよりは少し長めのものが多いです。
メンズネックレスの場合、一般的な長さは45cm、50cm、60cmです。
体格にも依りますが、薄手の服から厚手の服まで、オールマイティに合わせやすい一般的な長さは50cmではないかと思います。
スリムで小柄な方や素肌に付ける場合は40~45cmが丁度良いかもしれません。
がっちりとした体型の方や、カジュアルな装いに合わせたい場合は60cmを選ぶと、スタイルが決まりやすくなる気がします。
服装や自分の体型に似合う長さが分かると、デザインが決めやすくなりますね!
ネックレスの保管方法・お手入れについて

ネックレスの保管方法やお手入れは、素材によっても少し変わってきます。
順番にご紹介します!
保管方法
いくつかのネックレスをまとめて保管すると、ネックレス同士が絡んだりぶつかって傷が出来てしまうことも。
それを防ぐために、ネックレスは金具をつないだ状態でチェーンは出来るだけ真っすぐにして、個別に保管することが最良です。
どうしても一つの箱にまとめて保管したい場合は、一つずつ小さなジップ袋などに入れたり、柔らかい布などで仕切りを作って一つ一つ分けて保管することをお勧めします。
宝石が付いてるか否かや素材にも依ると思いますが、高温多湿になりやすい場所は避けて、暗所に保管した方が良いと思います。
お手入れ方法
普段のお手入れは、使用した後は皮脂汚れを取る目的で、柔らかい布やセーム革などで優しく拭く程度で大丈夫。
くすんできたり汚れが目立つ場合は、水や中性洗剤などで洗います。
宝石があしらわれている場合、宝石によっては劣化の原因になることもあるので注意してください。
シルバーの場合、シルバー磨き専用の布なども市販されていますが、コーティングやいぶし加工など、特殊な加工が施されている場合はそれらをはがしてしまう恐れもあります。
購入した際に付属する説明書などや購入時にお店で確認して、正しいお手入れをするようにしてくださいね。
メンズネックレスのデザイン傾向
ストリートボーイを思わせるキヘイやチェーン、コインモチーフやクロスなど、ゴージャスでボリュームのあるアイテムにも近年注目が集まっているといいます。
また、ビーズネックレスやインディアンジュエリーも根強い人気がありますね。
今年はレディースもメンズもネックレスに注目が集まっているとも聞きますので、この機会にお気に入りを見つけるのもよいかもしれません。
おすすめメンズネックレスブランド10選
ここからは、メンズネックレスでおすすめのブランドを順番にご紹介していきます。
ブルガリ

1884年にイタリアのローマで創業した、高級宝飾ブランド。
無機質でグラフィカルそして斬新、イタリアンジュエリーの礎を築いたブルガリ特有のデザインは、男性にも厚く支持されています。
ブランドのアイコン的デザインの「ビーゼロワン」をはじめ、「セルペンティ」や海外でも人気の高い「ブルガリ・ブルガリ」は世代を超えて人気。
古代のコインをあしらった「モネーテ」は武骨な雰囲気から女性だけでなく、男性にも愛されています。
[人気品目/シリーズ] ビーゼロワン、セルペンティ、ブルガリ・ブルガリ、モネーテ[使用素材] イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールド、ダイヤモンド ほか
[主要カラー] ゴールド、シルバー
[主な販売価格帯] 250,000円〜1,000,000円以上
[修理対応] ブルガリブティックにて受付
[公式サイト] https://www.bulgari.com/ja-jp/
グッチ

1921年に創業した、イタリアのファッションブランド。
バッグから始まり、アパレル、ジュエリー、ウォッチ、フレグランスなど幅広い商品展開を見せています。
主にシルバーアクセサリーはスタイリッシュでメンズ人気が高く、プレゼントにも喜ばれます。
2つのGモチーフが重なり合う「インターロッキングG」はファインジュエリー、シルバージュエリー共に展開し、最も人気の高いデザイン。
「スクエアG クロス」は1970年代に登場したデザインに、アラベスクデザインで装飾しています。
[人気品目/シリーズ] インターロッキングG、スクエアG クロス、イニシャル[使用素材] シルバー、イエローゴールド、ホワイトゴールド
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 40,000円〜200,000円
[修理対応] グッチ カスタマーサービス、またはグッチ プロダクトケアにて受付
[公式サイト] https://www.gucci.com/jp/ja/
クロムハーツ

1988年に設立された、主にシルバーアクセサリーを扱うアメリカの高級ジュエリーブランド。
元はレザー製品から起点となったブランドで、アパレルやゴールドジュエリーも展開しています。
ブランドのシンボルともいえる「クロス」は定番で根強い人気。
花をモチーフにした「フローラル」はクール且つエレガントな魅力も併せ持ち、女性にも人気です。
[人気品目/シリーズ] クロス、フローラル、ダガー[使用素材] シルバー、イエローゴールド
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 40,000円〜450,000円
[修理対応] お問い合わせください。
[公式サイト] https://www.chromehearts.com/
カルティエ

1847年にパリで創業以来、世界各国の王室御用達宝飾店であるカルティエ。
ジュエリー、タイムピース、レザーアイテムなど幅広い商品展開があります。
ブランドのアイコン的デザイン「LOVE」はもちろん、ずっしりと重さのあるチェーン「サントス・ドゥ・カルティエ」は、根強いメンズ人気を誇ります。
[人気品目/シリーズ] LOVE、サントス・ドゥ・カルティエ[使用素材] イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールド、ダイヤモンド ほか
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 400,000円〜1,000,000円
[修理対応] カルティエブティックまたはカルティエ カスタマーサービスセンターにて受付
[公式サイト] http://www.cartier.jp/
ティファニー

1837年に創業されたアメリカの高級ジュエリーブランド。
ジュエリーだけでなくシルバー製品やウォッチ、食器なども展開。
幅広い価格帯を取り添えており、同デザインで違った素材のアイテムが手に入ります。
「1837」はメイカーズのタグモチーフやバーモチーフが人気。
自動車のパーツにちなんで名付けられた「パロマ キャリパー」はステンレスとブラックチタンのクールなコンビが、メンズスタイルに馴染みます。
[人気品目/シリーズ] 1837、パロマキャリパー[使用素材] スターリングシルバー、イエローゴールド、ローズゴールド ほか
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 40,000円〜550,000円
[修理対応] お問い合わせください
[公式サイト] http://www.tiffany.co.jp/
ロイヤルオーダー

1996年に創立したロサンゼルスのジュエリーブランド。
デザイナーは、元モデル兼ハリウッド女優のシェリル・リクソン・デイビスです。
独創的でグラマラスなデザインは、ロックンロールからインスパイアされ、性別を問わず愛されています。
ロックスターをイメージした、星が王冠をかぶる「スモールソリッドスターウィズクラウン」はブランドを代表するデザイン。
また、ブランドの象徴的デザインであるクラウンがモチーフとなった「スモール イマキュレイト クラウン」も男女問わず人気です。
[人気品目/シリーズ] スモールソリッドスターウィズクラウン、スモール イマキュレイト クラウン、システィーナクロス[使用素材] シルバー、イエローゴールド、ダイヤモンド
[主要カラー] シルバー
[主な販売価格帯] 40,000円〜500,000円
[修理対応] お問い合わせ下さい
[公式サイト] https://www.royalorder-store.jp
ゴローズ

1956年、レザークラフトの「goro’s」を設立し、1972年には表参道にショップ「goro’s」をオープン。
その後、高橋吾郎氏自身がジュエリーを作り始めた、日本のブランド。
多くの著名人からも絶大な人気を博したこと、原宿店でしか購入出来ないことなどから、現在でも連日行列で購入するのもやっとといわれる伝説的ブランドです。
国内では、インディアンジュエリーの草分け的存在と言われるゴローズ。
「フェザー」はブランドの中心的デザイン、「イーグル」は数年店舗に通っても手に入らないとまで言われる、人気だけでなく希少価値も高いアイテムです。
[人気品目/シリーズ] フェザー、イーグル、メタル[使用素材] シルバー、イエローゴールド、ターコイズ ほか
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 60,000円〜350,000円
[修理対応] ゴローズ原宿店にて受付
[公式サイト] https://goros.com/
ブシュロン

1853年に創業した、フランスの高級宝飾店。
ハイジュエリーを中心に、卓越した高級腕時計やフレグランスなど幅広い商品展開があります。
男性はジュエリーよりも、むしろ腕時計の方が馴染みがあるという方も多いかもしれません。
異素材を組み合わせたアイコン的デザインである「キャトル」は、性別を問わず高い人気を誇りますが、男性でブシュロンのネックレスというと、ほぼキャトル一択と言っていいほどに圧倒的な人気があります。
[人気品目/シリーズ] キャトル[使用素材] イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールド、ダイヤモンド ほか
[主要カラー] ゴールド、シルバー
[主な販売価格帯] 350,000円〜1,000,000円
[修理対応] ブシュロンブティックまたはブシュロン正規取扱店にて受付
[公式サイト] https://jp.boucheron.com/ja_jp/
ダミアーニ

1924年、イタリア・ヴァレンツァで創業したブランド。
精密な細工を施したジュエリーが王侯貴族や多くのセレブリティを魅了し、イタリアを代表するジュエラーになりました。
ダミアーニといえばクロスモチーフが豊富です。
中でもクロスモチーフが重なる「ベル エポック」はブランドを象徴するデザイン。
ブランドがメンズデザインと掲げる「プレスティージュ」は、ダイヤモンドをふんだんにあしらった、まさに大人の男性のためのラグジュアリーなメンズネックレスです。
[人気品目/シリーズ] ベル エポック、プレスティージュ[使用素材] イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールド、ブラックダイヤモンド ほか
[主要カラー] シルバー、ゴールド、ブラック
[主な販売価格帯] 250,000円〜5,000,000円
[修理対応] お問い合わせ下さい
[公式サイト] https://www.damiani.com/jp/ja/
エスジェイエックス

横浜元町発のジュエリーブランド「スタージュエリー」のメンズラインとして、2006年に創業した日本のブランド。
メイドインジャパンならではの丁寧な手仕事で仕立てられるジュエリーは、斬新でユニーク、そして繊細なのに力強さを感じます。
最も人気の「グリッター」は、細かくカットが施されたゴールドのボールビーズとアクセントにダイヤモンドがあしらわれた、グリッター感あふれるデザイン。
ファッショナブルなのに、上品な雰囲気を纏うデザインが豊富なブランドです。
[人気品目/シリーズ] グリッター、クロス、ホースシュー[使用素材] シルバー、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ダイヤモンド ほか
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 70,000円〜400,000円
[修理対応] SJX店舗、またはスタージュエリー カスタマーサービスにて受付
[公式サイト] https://www.sjx.jp/
最後に
2020年に人気のメンズネックレスブランド10選をご紹介しました。
ネックレスを購入する際には、素材や価格を確認し、どのようなライフスタイルやファッションで身に着けるのかを想像すると選びやすくなります!
長いお付き合いのできるネックレスが見つかりますように・・・。
是非、2020年を彩るネックレス選びの参考にしてみてください♪
カラッツ編集部 監修