顔周りを彩るピアスは、装いをおしゃれに見せてくれるファッショナブルなアイテム。
女性だけでなく男性にとっても、使いこなしたいジュエリーの一つです。
とはいうものの、ネックレスやリングと比べると少しハードルが高いと感じる方もいるのでは?
今回はピアスの選び方や保管方法などを交え、2020年におすすめしたい、男性に人気のピアスブランドを10選ご紹介します!
目次
メンズピアスのデザイン傾向は?

メンズピアスは全体的にシンプルなデザインのものが多いです。
シルバー素材でクロスやスターなどが付いたものやインディアンジュエリー風のデザインが多い印象です。
2020年のトレンドの傾向から、クロスやコインモチーフ、ボリュームのあるデザインを取り入れると、今年らしい装いに仕上げてくれそうです。
また、ブラック系のアイテムも人気。
ゴールドやプラチナに施した ブラックコーティング やシルバーに施されたいぶし加工 、ブラックダイヤモンドやオニキスなどがあしらわれたアイテムがクールと、注目を集めています。
ピアスの選び方

形で選ぶ
ピアスは形によってそれぞれ名称が違います。
好みのデザインを探す際に便利ですので、ご紹介しますね。
スタッドタイプ
耳にフィットする、王道のデザイン。
デザインも豊富で、華美にならないものが多いため、フォーマルな場でも◎
フープタイプ
リングが耳たぶの下からつながったように円を描くデザイン。
大きさにより印象が変わり、大きい程カジュアル感がUP
ドロップタイプ
チェーンや丸カンでつながったモチーフが揺れるデザイン。
ゆらゆらと動きが楽しめ、モチーフが際立つ。
メンズピアスで多く見られるのは「スタッドタイプ」や「フープタイプ」。
クロスモチーフなどが揺れる「ドロップタイプ」も人気があります。
また、フープタイプにドロップタイプが通った、二つが融合したデザインもあります。
顔の輪郭に合わせて選ぶ
ピアスは顔周りを飾ることから、顔の輪郭によって似合うデザインが異なります。
上記のデザインの中から自分の顔の輪郭に合わせてチョイスするのも、ある程度選択肢が狭まるため選びやすくなるのではないでしょうか。
面長の方は顔の横にボリュームが欲しいので、丸みのあるフープタイプがおすすめ。
ベース型、丸顔の方には、縦のラインでバランスをもたせたいので、ドロップタイプ。
卵型の方はバランスがいいので、どんなデザインも似合いやすいです。
宜しければ参考にしてみてください!
ピアスの保管方法・お手入れについて
いざ身に着けようとしたときに変色していた、変形していた・・・なんてことのないよう、ピアスの保管方法とお手入れについても少しご紹介しますね!
ピアスの保管方法
二つでワンセットとして販売されることも多いピアスですが、二つを一緒に収納してしまうとお互いに傷つけあってしまうことも。
リングを収納する、ベロア製の内側に仕切りのあるボックスを使うと、ピアスをひとつひとつ挿し込んで収納することが出来るので便利です。
また、紙などの台紙に穴をあけポストを挿し込んだ状態で、袋や箱に収納すると傷つけずに収納できます。
片方を小さなジップ袋にいれるのも、ぶつかり合うのを防げて効果的です。
お手入れについて
身に着けた後は、汗や皮脂汚れ、ヘアスタイリング剤などが付いた状態ですので、乾いた布やセーム革などでふき取って収納します。
目立つ汚れやくすみがある場合は、中性洗剤で優しく洗い、洗剤が残らないよう水やぬるま湯でしっかりとすすぎます。
ですが、あしらわれた宝石の種類によっては、水や洗剤が劣化の原因になることも。
また、ブラックコーティングやいぶし加工など、地金部分に特殊な加工が施されている場合も特に注意が必要です。
シルバーのお手入れで定番ともいえる、クロスに研磨剤がしみ込んだ磨きクロスなどを使うと加工をはがしてしまうこともあるからです。
お手入れを行う前には、必ず保証書や取扱説明書などを確認してから行いましょう。
おすすめメンズピアスブランド10選
ここからは、メンズピアスでおすすめのブランドを順番にご紹介していきます。
グッチ

1921年に創業した、イタリアのファッションブランド。
ブランドの起点はバッグで、アパレル、腕時計、フレグランス、ジュエリーと様々な商品展開があります。
メンズジュエリーは「ファインジュエリー」、「シルバージュエリー」、「ファッションジュエリー」とカテゴリーに分けられ、同じデザインでそれぞれ素材の違うアイテムを展開しています。
Gモチーフが二つ重なる「インターロッキングG」や「GGスタッズ」は、メタルからゴールドまで素材違いで用意された、人気のデザイン。
メタルやゴールドで作られた、ゴージャスで存在感のある「ライオンヘッド」は、今年らしいトレンドデザインとしても注目されています。
[人気品目/シリーズ] インターロッキングG、GGスタッズ、ライオンヘッド[使用素材] シルバー、イエローゴールド、ホワイトゴールド
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 30,000円〜400,000円
[修理対応] グッチ カスタマーサービス、またはグッチ プロダクトケアにて受付
[公式サイト] https://www.gucci.com/jp/ja/
ゴローズ

1972年に表参道にショップ「goro’s」をオープン後、髙橋吾郎氏自身がジュエリーを作り始めた、日本のブランド。
国内ではインディアンジュエリーの先駆者的存在といわれているブランドでもあります。
多くの有名人やファッショニスタから絶大な支持を受けていること、正規店は原宿店のみで簡単に購入することできないことなどから、メンズジュエリーの中では神格化されたブランドと言っても良い気がします。
ゴローズを購入するならまず「フェザー」から、と言われるほど定番で人気のデザイン。
ネックレスでは重ね着けでアクセントを加える脇役的存在の「メタル」ですが、ピアスでは主役級の人気です。
[人気品目/シリーズ] フェザー、メタル[使用素材] シルバー、イエローゴールド
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[修理対応] ゴローズ原宿店にて受付
[公式サイト] https://goros.com/
ロンワンズ

1996年に、クロムハーツの創業メンバーであるレナード・カムホートがデヴォン・ウィーラーと共に創立した、アメリカのジュエリーブランド。
創業当時のブランド名はレナード・カムホートでしたが、2000年にロンワンズに改名しています。
「自由に飛ぶ魂の象徴」の鳥モチーフ、「魂の目覚まし」という意味が込められたベルのモチーフが主流のデザインです。
艶やかなシルバーとシンプルなフープが人気の「シルクフープ」。
ペアピアスとしても人気があります。
ブランドのアイコン的デザインでもある鳥のモチーフが彫り込まれた「ネスト」は、日常的に使いやすく繊細な彫刻が支持されています。
[人気品目/シリーズ] シルクフープ、ネスト[使用素材] シルバー
[主要カラー] シルバー
[主な販売価格帯] 20,000円〜60,000円
[修理対応] お問い合わせください
[公式サイト] https://www.loneones-japanonline.jp/
ブルガリ

1884年にイタリアのローマで創業した高級ジュエリーブランド。
無機質でグラフィカルなモチーフが特徴的で、男女問わず世界中で愛されています。
アイコン的デザインである「ビーゼロワン」や「ブルガリ・ブルガリ」は、メンズ人気だけにとどまらず、女性からも支持されていますね。
存在感のあるクールでラグジュアリーな「セルペンティ」は、おしゃれ上級者のファッショニスタからも人気があります。
[人気品目/シリーズ] ブルガリ・ブルガリ、ビーゼロワン、セルペンティ[使用素材] イエローゴールド、ホワイトゴールド、ダイヤモンド、ストーン ほか
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 90,000円〜600,000円
[修理対応] ブルガリブティックにて受付
[公式サイト] https://www.bulgari.com/ja-jp/
ライオンハート

1996年創業の、主にシルバージュエリーを扱う国内ジュエリーブランド。
元々はセレクトショップから始まり、当時まだ日本に馴染みのなかった海外の新進デザイナーを紹介し「常に変化を恐れず 新たな価値観をシェアし続ける」をコンセプトに、メンズジュエリー界を牽引してきたブランドです。
それぞれのデザインにJ-POPの楽曲からインスパイアされた「クロッシングピアス」は、トレンドに敏感な若者に人気。
削り取られたような武骨な面をもつ「カッティングフープ」は、ブラックコーティングが施された、クールでカジュアルなデザインです。
[人気品目/シリーズ] クロッシングピアス、カッティングフープ[使用素材] シルバー、イエローゴールド、プラチナ、ブラックダイヤモンド ほか
[主要カラー] シルバー、ゴールド、ブラック
[主な販売価格帯] 4,000円〜160,000円
[修理対応] LION HEART直営店または公式HPの「お問い合わせフォーム」にて受付
[公式サイト] https://lionheart-store.com/
ガルニ

1997年に創立した日本のジュエリーブランド。
ブランド名であるガルニは“GARNISH(料理の付け合せ、飾り)”から由来し、身に着ける人の装いを引き立てるようにとの思いが込められています。
手仕事により生まれる独特な曲線が魅力の、ブランドのアイコン的デザイン「クロッケリー」はメンズ人気はもちろん、女性にも人気です。
エッジの効いた「マルチプルスタッズ」もカジュアルに合わせやすく、定番人気です。
[人気品目/シリーズ] クロッケリー、マルチプルスタッズ[使用素材] 真鍮、シルバー、イエローゴールド、ダイヤモンド ほか
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 6,000円〜50,000円
[修理対応] GARNI直営店ならびに正規取扱店にて受付
[公式サイト] https://www.garni-store.com/
クロムハーツ

1988年に設立された、主にシルバーアクセサリーを扱うアメリカの高級ジュエリーブランド。
元々は高級レザーアイテムを扱うブランドでしたが、シルバージュエリーのデザイナーである “レナード・カムホート”が加わったことでシルバージュエリーが注目され、1980年から1990年代に日本で起こったシルバーアクセサリーブームの火付け役となりました。
クロムハーツといえば「クロス」と言われるほど、ブランドのシンボルともなっているデザイン。
スタッドタイプやドロップ、フープなど様々なタイプが展開されています。
緻密な彫金が魅力的な星のモチーフ「スター」も男女問わず人気です。
[人気品目/シリーズ] クロス、スター、BSフレア[使用素材] シルバー、イエローゴールド
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 30,000円〜160,000円
[修理対応] お問い合わせください。
[公式サイト] https://www.chromehearts.com/
ジャムホームメイド

1998年に創立した、シルバーアクセサリーやブライダルリングも手掛ける日本のユニセックスアクセサリーブランド。
レザー製品や腕時計も展開し、さまざまなジャンルとのコラボレーションが豊富なブランドで、幅広い世代に支持されています。
人気映画とのコラボレーションアイテムなども人気が高いですね。
サークルの台座に大粒のオニキスがあしらわれた「オニキスピアス」は、シンプルなスタッドタイプで、さりげなく身に着けていられます。
[人気品目/シリーズ] モンスターズユニバーシティ マイク、オニキスピアス[使用素材] シルバー、イエローゴールド
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 6,000円〜100,000円
[修理対応] ジャムホームメイド直営店、またはHPのお問い合わせにて受付
[公式サイト] https://www.jamhomemadeonlineshop.com/
コアジュエルス

2003年に創立された、国内ブランド。
メインストーンをブラックダイヤモンドとし、先進テクノロジーと融合したコレクションも展開しています。
ブランドのアイコン的デザインである「メビウス」はストーンのないフラットなものから、ブラックダイヤモンドがあしらわれたラグジュアリーなものまであります。
爪の見えないセッティングの「アトラス01」は、シンプルなデザインで日常的に身に着けられます。
[人気品目/シリーズ] メビウス、アトラス01[使用素材] シルバー、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ブラックダイヤモンド ほか
[主要カラー] シルバー、ゴールド
[主な販売価格帯] 20,000円〜90,000円
[修理対応] お問い合わせください
[公式サイト] https://corejewels.tokyo/
ファイブサーティーパーク

アーカーから独立したデザイナー青柳龍之亮氏が手掛ける、国内ジュエリーブランド。
「アーカー オム」 を一新し、「ファイブサーティーパーク」 としてスタートしたのは2015年からで、新しい価値観を持ち合わせた現代を生きるモダンジェントルマンをコンセプトとしています。
フープやチェーンのデザインが豊富で、「ワイヤーイヤーカフ」や「オーリング」はブランドのアイコン的デザイン。
「コーンオニキスダブルスタッド」は、キャッチ部分がオニキスの、トレンド感あふれるクールなデザインです。
[人気品目/シリーズ] ワイヤーイヤーカフ、オーリング、コーンオニキスダブルスタッド[使用素材] シルバー、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ダイヤモンド
[主要カラー] シルバー、ゴールド、ブラック
[主な販売価格帯] 20,000円〜170,000円
[修理対応] 正規取扱店、または530PARK WEB STOREの「Contact」にて受付
[公式サイト] https://fivethirtypark.com/
最後に

2020年にオススメしたいメンズピアスブランド10選をご紹介しました。
ピアスを購入する際には、素材や価格を確認し、どのようなファッションで身につけるのかを想像すると自分の好みも明確になり、選びやすくなりますよ!
長いお付き合いのできるピアスが見つかりますように・・・。
是非、2020年を彩るピアス選びの参考にしてみてください♪
カラッツ編集部 監修